こんにちは。 カメラ担当 池田です。
この秋はどのメーカーも新製品ラッシュですね~。
それも魅力的な商品ばかり! さて皆さんは、何を選ばれますか?
そんな中、今回は7月に発売されたニコンD810を使用して撮影してきましたので、
そのレビューを書いてみたいと思います。
このD810も発売以降、良く売れている人気商品です。
まずは、簡単にスペック紹介・・・
①3635万画素FX(フルサイズ)フォーマットCMOSセンサー。
②最新画像処理エンジンEXPEED4搭載。
③ローパスフィルターレス仕様。
④ベース感度ISO64を達成した新撮像素子。常用ISO64~12800。
⑤進化したピクチャーコントロールシステム(仕上がり設定)。
⑥その他、51点測距、ハイライト重点測光、シャッター耐久20万回などなど。
今回、私が使用するにあたって注目した点は、①~③の画質に関する部分と④の感度性能。
それと⑤のピクチャーコントロールです。
それでは、撮影画像とともに紹介していきますね。
まずは画質!このカメラD810の最大の売りはなんと言っても画質ですよね~。
3630万画素のローパスフィルターレス仕様の実力はいかに!
ちなみにレンズはAF-S24-120/4G VRです。
先日訪れた兵庫県新温泉町にある猿壺の滝です。
撮影データ・・・絞り優先AE f16 -0.7EV PC:スタンダード WB:太陽光
驚異の画質を見るため拡大します。
いかがですか?
これならA1サイズ以上にプリントしても十分に耐えれる画質ですよね。
この画質性能を活かすには、ナノクリスタルコーティングレンズなどの高品位レンズの装着をオススメいたします。
それと、このD810はシャッター音が静かでミラーショックがとても少ないのです。
D800と比較するとその差は歴然です。
ミラーショックが少ないということは、今回のような滝撮影で低速シャッターを切る場合にはすごく嬉しいことです。
新設計の駆動機構、ミラーバランサーのおかげですね。
次は高感度撮影の比較写真です。
大阪駅の夜景(手持ち撮影)です。
比較しやすいよう拡大します。
まずはISO1600。
全然大丈夫ですね。
次にISO3200。
まだ大丈夫!
次はISO6400。
ちょっとノイズが目立ち始めましたが常用で使えるレベルです。
次はISO12800。
さすがにここまで来るとノイズがかなり目立ちます。
最後は感度拡張してISO25600相当。
さすがにキツイですね。
個人的にはISO6400までは普通にガンガン使えると感じました。
最後にピクチャーコントロール。
その中でも今回注目したのは、新しい機能の「明瞭度」という項目。
これは画像の階調や明るさはそのままで、クリアー感を調整するものです。
どれくらい効果があるのか試してみました。
ピクチャーコントロールの設定は風景です。
まずは標準設定の明瞭度「+1」
次は明瞭度「+5」
最後は明瞭度「-3」
違いわかりますか?
「+5」と「-3」を比較すると違いわかりますよね。
「-3」は全体的に眠たい写真になっています。
でも、この作例写真ではちょっとわかりにくかったですね(笑)
今回、D810を使用して感じたことは・・・
風景写真撮るならやっぱりフルサイズ!ということですね。←洗脳されやすい(笑)
重たいですが、ナノクリスタルレンズとの組み合わせは無敵でしょう!
D810のキットレンズはナノクリスタルレンズではありませんので、
画質にこだわるならボディとナノクリスタルレンズを別々で買うことをオススメいたします。
9月25日にはD750という新製品も発売されます。
D810の下のクラスにはなりますが、とても魅力的な商品です。
ぜひ店頭に見に来てくださいね。
カメラ・レンズ選びのアドバイスもさせていただきます。
ご来店お待ちしております。
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで