こんにちは。カメラ担当の池田です。
さて、今回はオリンパスOM-Dの最上位モデル E-M1の使用レビューを書いてみたいと思います。
実は、先日ご紹介しましたニコンD5300とともに北陸遠征(鉄道撮影)に持って行ってました。そのほか、梅田地区で開催されましたキャンドルナイトも撮影してきましたので、ご覧ください。
まずは恒例の能機紹介。
①1628万画素 「新16M Live MOSセンサー」搭載
②フルサイズ機に匹敵する大きく見やすい電子ビューファインダー
③超高速オートフォーカスと10コマ/秒の高速連写
④5軸対応ボディ内手ブレ補正(最大4段分の補正)
⑤12種類のアートフィルターと8種類のアートエフェクト
ほかにも多くの機能がありますが、ざっとこんなところでしょうか。
それでは、まず初めは高速連写とオートフォーカスの実力を拝見。
高速でやってくる特急列車を連写で撮影してみました。
秒間10コマの高速連写はやっぱりスゴイ!ピントも文句なしです。
しかし、問題はここからです。
あれ?
あれれ? 列車の先頭が切れている。ファインダーではちゃんと見えていて車両は切れてなかったのに・・・。
なぜ?? 実はこれが電子ビューファインダーの欠点か、直前に撮影した画像の残像が残ってしまうため、このような現象がおきてしまうのです。
まぁ、デジタルですから失敗写真は消去すればいいので大きな問題ないですね。
次は高感度の実力拝見といきましょうか。ISO3200で撮影。
映像エンジン「TruePicVⅡ」と「Live MOSセンサー」の実力なのでしょうか、ノイズも非常に少なく高画質でシャープさも失われていません。
ちょっと拡大してみます。
左がE-M1。右がニコンD5300です。若干の露出差はありますが、同じISO3200で撮影した画像です。センサーサイズ(APS-C)の大きいD5300よりほぼ同じか若干ノイズが少ないですよね!センサーサイズが小さいのにスゴイ画質です。
続いて、オリンパスの代名詞とも言えるアートフィルターでちょっと遊んでみました。
これがもと画像です。
まずは、デイドリーム! この優しいトーンが心を癒してくれます。
続いて、トイフォト! 周辺光量落ちが良い雰囲気を出してくれます。
続いて、ドラマチックトーン! なんか怪しい雰囲気になりました。
最後は、ジェントルセピア! 昔なつかしい写真に仕上がりました。
個人的には、あまりアートフィルターのような加工をすることはなかったのですが、実際やってみると面白くてハマってしまいました。
そして最後に、先日6月6日に梅田茶屋町で開催されましたキャンドルナイトの写真をご覧ください。レンズはE-M1とのセット販売もありますMズイコー12-40/2.8PROです。
ちなみにすべてISOオートで手持ち撮影です。E-M1は手ブレ補正も強力です!
背景のボケだけでなく、前ボケもやわらかくてキレイでした。やっぱり大口径レンズは一味違いますね!
絞り開放のF2.8でもしっかり被写界深度があります。これもマイクロフォーサーズの良さかも知れませんね。
E-M1を使用するの3回目だったのですが、その中で感じたことは・・・
①「ミラーレスは苦手」と思われている動く被写体にも強いオートフォーカス。私が思うにはミラーレス機ではNo.1!
②大きくて見やすい電子ビューファインダーと快適に操作ができるボタンとダイヤルの配置。
③高感度撮影でのノイズの少なさと高画質。正直、ノイズは多いと思ってました^_^;
?以上、3点が特に良いと感じたところですが、このE-M1はたくさんの機能がありますので、これからも色々撮影してみたい興味深いカメラです。
フルサイズなどのフラッグシップ機は重すぎるけど画質や性能にはこだわりたいと言う方にはオススメです。
これ以上の詳しいお話は店頭で! ご来店お待ちしております。
カメラのナニワ 心斎橋本店 カメラ担当 池田