こんにちは。
カメラ担当で滝マニアの池田です(笑)
今回はこれからがシーズンの滝の撮り方についてご紹介させていただきます。
滝の撮り方、第1回目の今日はシャッタースピード編です。
滝の写真と言えば、下の写真のようにスローシャッターで水の流れをキレイに見せる撮り方が一般的です。
私が今まで撮影した滝の写真も9割はスローシャッターで撮ったものです。
シャッタースピード4秒 兵庫県新温泉町 猿壺の滝
水量の少ない滝や水の流れ方がやさしい女性的な滝はこのようにスローシャッターが効果的です。
水の流れを表現するには、シャッタースピードを1/4秒以下にする設定するといいでしょう。
この場合はもちろんのこと、三脚は必須です。
PLフィルターがあると、岩の反射なども除去できてよりいい写真になります。
それでは、高速シャッターで滝を撮るとはどうのような時なのでしょうか?
水量が多くて落差のある滝や、岩に滝水が当たって飛散しているような時などに有効かと思います。
下の2枚の写真は同じ日に撮影した兵庫県香美町にある猿尾滝です。
※アングルはちょっと違います。
まずはスローシャッターの写真。
シャッタースピードは1/4秒
岩を伝う水を表現したかったので、スローシャッターにしました。
次の写真は、日が当ってきた部分を高速シャッターで狙った写真です。
シャッタースピード1/500秒
岩で砕け散った水しぶきを止めて撮影することができました。
私の経験上、水の動きを止める場合はシャッタースピードは1/500秒以上がおすすめです。
下の2枚の写真も高速シャッターで撮影したものです。
シャッタースピード1/500秒 兵庫県養父市 天滝
シャッタースピード1/500秒 兵庫県新温泉町 猿壺の滝
フィルム時代はフィルム感度の高いものが少なく、
明るい状況でないと高速シャッターで撮影できないということもありました。
デジタル一眼では多少暗くてもISO感度を自由に設定できるので、
シャッタースピードを高速にすることが可能です。
また最近の機種は高感度にしてもノイズが少なく、きれいな写真に仕上がります。
ぜひ、シャッタースピード変えて、滝の色んな表情を撮影してみてください。
滝の撮り方や滝情報(近畿)をもっと詳しくお知りになりたい方は、
カメラのナニワ心斎橋本店 池田まで