パナソニック LUMIX LX100使用レビュー

こんにちは。 カメラ担当の池田です。

梅も見頃をむかえ、春到来といった雰囲気ですね!そんな春の行楽に最適なカメラをご紹介したいと思います。今回ご紹介するカメラはパナソニックのLUMIX(ルミックス) LX100です。

このカメラを持って横浜、東京、和歌山など、撮影してきましたので、その使用レビューを書いてみたいと思います。


まずは簡単にスペック紹介・・・

①レンズ一体型フォーサーズ規格と同じサイズのセンサー搭載。

②35ミリ換算24-75ミリ/F1.7-2.8の3倍ズームレンズ。

③広角側で3cm、望遠側で30cmまで寄れるマクロ機能。

④最高感度ISO25600。

⑤とても見やすい276万ドットのビューファインダー搭載。

⑥4K動画から切り出す4Kフォトモード。

などなど、ここには書ききれないくらい良いところがあります。


それでは使用レビューと行きましょう!

まず、このカメラを使用していて感じたことは、コンパクトデジカメなのにミラーレス一眼を使用している感覚であったこと。

それは、操作性や機動性、描写力どれをとっても一眼レベルなのです。


まずは操作性ですが・・・

絞りやシャッタースピード、露出補正の設定がダイヤル操作になっています。

ダイヤルは直感的に操作でき、とてもありがたい設計です。


次にビューファインダー。

このLX100の液晶はとても見やすいので、ファインダーを覗くことは少なかったのですが、ファインダーも高精細で見やすく素晴らしいのです。

とにかく上にも書いたように、本当に快適に操作の出来るカメラでした。


続いて描写力。

マイクロフォーサーズと同規格のセンサーサイズですので、描写が良いのは当たり前なのですが、高感度がとてもキレイでした。

横浜の夜景写真をご覧ください。

パシフィコ横浜より。ISO1600で撮影。



ISO800で撮影。

同じところでISO3200にして撮影。

?ISO3200でもノイズが本当に少ないです。十分常用で使えます。


上の4枚はすべてISO1600で撮影してます。

もちろん手持ち撮影です。少し前まではISO1600で撮影することに抵抗がありましたが、今では平気で使っています(笑)


続いて赤レンガ倉庫。

ここはかなり暗かったのでISO3200で撮影。


高感度撮影、最後の舞台は東京駅。

ISO1600で撮影。


ISO3200で撮影。

コンパクトデジカメでこれだけ高感度でキレイに撮れれば文句なしですね。


高感度テストはこれぐらいにして、日中撮影した写真もご覧ください。

解像感を高めるため、ISO200でF値は8前後で撮影しています。レンズはライカDCバリオズミルックス!周辺部での収差や光量落ちも抑えられており、すみずみまでシャープに描写されています。


逆光性能のテストするため、窓に反射した太陽をわざと画面に入れて撮影してみました。

ゴーストやフレアがでることもなく、とてもシャープです。

もう1枚、和歌山での夕景写真です。

太陽は雲にかかって少し光線は弱いものの、この状況でもゴーストは出ていません。I

もう少し光線の強い時間帯にも撮りましたが・・・

とてもキレイな描写をしてくれてます。


続いてマクロ撮影。

このカメラは広角側で3cm、望遠側で30cmまで寄って撮影することができます。

しかもF値が1.7-2.8と明るいのでボケ味も期待できます。

これは望遠側でほぼ最短撮影距離で撮影。

どうですか?

小さな水仙の花もそれなりに大きく、そしてキレイにボケているでしょ!


少し広角にして撮影したのが下の写真です。

この写真は構図のバランスを考えて、最短撮影距離まで近づいていませんが、ほどよいボケ味が印象的です。

広角マクロは周りの情景を入れながら、主役となるものを大きく撮影できますので、3cmまで寄れるのはありがたい機能です。


ちょっと遊びの機能も紹介します。

最近はどのカメラにも搭載されているフィルター効果を出す機能。

このLX100には22種類のフィルターがあります。

上の水仙の花でちょっと試してみました。

まずはファンタジー効果。


次はソフトフィーカス効果。

このシーンではこの2種類しか試しませんでしたが、好みはソフトフォーカスで春めいたやわらかい雰囲気を表現できました。

フィルター効果はこのほかに、ポップ、レトロ、オールドデイズ、ダイナミックモノクローム、クロスプロセスなどたくさんありますので、シーンに合わせて試すと良いでしょう。


最後に4Kフォトについて。

パナソニックは先日横浜で開催されたカメラのイベントCP+でも4Kフォトを大きくアピールしていました。

4Kフォトとは、4K動画を再生中に約800万画素の静止画として切り抜くことで、A3サイズのプリントにも耐えれます。

私も実際に試してみました。

カメラの設定を4Kフォトモードにセットし動画を撮影します。

あとは再生中に「ここは!」と思ったシーンを切り出して静止画にするだけです。

こんな感じで好きなところを切り出すことができます!

4Kフォト・・・これから流行るかもしれませんね。


以上がパナソニックLX100の使用レビューです。今回ご紹介した機能はほんの一部で、もっとたくさん素晴らしい機能があります。

小型で重量も393gと軽いので、一眼レフやミラーレスのサブ機として十分使えます。

小さなカメラでワンランク上の写真が撮りたい方にホントにオススメです!


この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで