涼を求めて・・・ 福井県 野鹿の滝

こんにちは。 カメラ担当 池田です。

暑い日が続いていますが、夏バテはしていませんか?

暑い日は涼しい所へ!

ということで先日、福井県おおい町名田庄にあります「野鹿の滝」へ行ってきました。

大阪から車でゆっくり走って約2時間半で到着します。

滝への入口には大きな看板があります。

その看板の前に車を止め、滝への遊歩道を歩いて行きます。

遊歩道入口にも道標があり、迷うことはありませんが、

「危険」「クマ出没注意」の案内板にはちょっとドキドキさせられます。

私は一応、熊除けの鈴は携行しました。

歩くこと約5分、滝の前に到着。

滝の全景はこんな感じです。

野鹿の滝は若桜地方最大の滝で落差は30メートルあります。

比較的水量も多く見応え十分です。

滝に着いた時は日差しが強く、下の写真のようにコントラストがキツイ状況でした。

影の部分が完全に黒くつぶれてしまってます。

さらに、手前の苔の生えた岩の質感も少しトビ気味ですよね。


こんな時は太陽が雲で隠れるのを待ちます。


そして、日が陰った瞬間に撮影したのがこれです。

滝の流れだけでなく、岩肌や苔の緑も上手く表現できました。

早朝や夕方は深い谷には日差しが届かず、陰った状況になりやすいのですが、日中は日差しが入りコントラストが強くなってしまいます。

こういう時は光を待つことも重要ですね。


そして、滝撮影において私が心掛けていることは横構図の写真も撮ること!

滝の写真は一般的に縦構図が多いのですが、横の構図で撮ると一味違った写真に仕上がることがあります。

上の写真と同じような位置から横構図で撮影した写真がこれです。

滝の周辺の緑や岩盤を多く写し込むことができ、深山幽谷のような写真になりました。


次の写真は超広角レンズを使用して、透明度の高い渓流をメインに撮影。

?この時は、水の透明感を出すため、日差しが当たるのを待ちました。

PLフィルターで水面の反射も除去しています。

やっぱりPLフィルターは滝撮影には必需品ですね!


この滝は撮影場所がある程度限られてしまいますが、それでも行く価値ありの滝です。

車を少し走らせれば、美山町かやぶきの里や小浜市もあります。

ぜひ、ドライブルートに入れてください!


ちなみに今回の撮影機材はキヤノンEOS7D EF24-105/4L IS EF-S10-22/3.5-4.5です。

もちろん三脚、PLフィルター、レリーズ(リモートコード)も使用しています。


おでかけの際は安全運転で!


この記事に関するお問い合わせは、カメラ担当 池田まで。