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オリンパス M.ZUIKO ED8mm/F1.8 Fisheye PRO使用レビュー

こんにちは。 カメラ担当の池田です。

本日6月26日はオリンパスのPROレンズ2本の発売日です。

今回はそのうちの1本、オリンパスM.ZUIKO 8mm/F1.8 Fisheye PROのとれとれピチピチ使用レビューをご紹介いたします。

※もう1本のM.ZUIKO ED7-14mm/F2.8 PROの使用レビューは後ほどアップいたします。
このレンズM.ZUIKO8/1.8は35mm換算で16mm相当の対角魚眼レンズです。
魚眼レンズ初心者の私が色々と撮影してきましたので、ご覧いただければと思います。

装着するカメラはやっぱりOM-D E-M1!オリンパス8-1.8外観①

オリンパス8-1.8外観②

開放F値1.8は魚眼レンズとしては世界初の明るいレンズですが、とても小型で軽量。E-M1に装着するとレンズが小さく思えます。
バランス的にはE-M5 MarkⅡあたりと良さそうです。

この小さなレンズにたくさんの魅力がつまっています。
まずはそのひとつ描写力について。
もともとオリンパスのPROレンズは画質には定評がありますが、もちろんこの魚眼レンズにもその血は流れています。

下の写真をご覧ください。

オリンパス8-1.8 2.8②

大阪ステーションシティの時空の広場で撮影したものです。

F値は少しだけ絞ってF2.8。
このレンズは開放のF1.8から高い描写が得られると言われていますので、1.3段絞ったF2.8だと更に解像度が増すはず・・・。
写真を見ると、きめ細かい線がとてもキレイに描写されていて、画像周辺部でも画質の劣化がほとんどありません。

オリンパス自慢の最先端光学技術のレンズが贅沢に使われていることが、素晴らしい描写力となっているのでしょう!

 

逆光性能はどうでしょうか。

オリンパス8-1.8 16

わざと太陽を入れてフレーミングしました。
多少のゴーストは出ていますが、最小限に抑えられているのではないでしょうか。
逆にゴーストを上手に使い、作品に仕上げることもできそうです。
これもオリンパスの光学技術「ZEROコーティング」のおかげでしょう。

次にご紹介する魅力は近接撮影について。

このレンズの最短撮影距離は12cm。レンズ先端から被写体までの距離、いわゆるワーキングディスタンスはなんと2.5cmです。
被写体に近づくことで、迫力のある写真を撮ることができます。下の写真はほぼ最短撮影距離で撮影したものです。

オリンパス8-1.8 1.8①

F1.8で撮影。

背景に高層ビルを入れ、街の中に咲くアジサイを表現してみました。
そしてもう1枚、アジサイの写真。

オリンパス8-1.8 2.2

大阪ステーションシティでF2.2で撮影しました。
背景の点光源のボケ味もGOODですよね!

そして最後の魅力は防塵、防滴仕様。

これもオリンパスPROレンズに共通するスペックです。E-M1やE-M5などのボディが防塵防滴なので、これはうれしいことです。
私は自然風景を撮影することが多く、その中でも滝の撮影には力が入ります。
今回は私の好きな滝にも持って行って撮影してみました。

オリンパス8-18 8

オリンパス8-1.8 2.5

いつもは超広角から中望遠レンズで撮影していますので、魚眼レンズで撮影するととても新鮮です!

滝の周辺では飛沫も多くかかり、この日もレンズを拭きながらの撮影でした。自然風景では雨などの日も良くありますので、防塵防滴だと安心して撮影できますね。

 

ここまではこのレンズの魅力とともに写真をご紹介してきました。

ここからは、この魚眼レンズで撮影したほかの写真をご覧いただければと思います。

オリンパス8-1.8 2.5②

F2.2で撮影。大阪ステーションシティにて。

この写真も点光源のボケ味がキレイです。見慣れた風景も魚眼レンズで撮影すれば、違った風景に感じます。

 

オリンパス8-1.8 2.8①

F2.2で撮影。大阪ステーションシティにて。

シンメトリー風にフレーミングしてみました。

 

オリンパス8-1.8 2.2②

F2.2で撮影。神戸マリンピアにて。
人物を撮ってもおもしろい。犬や猫などのペットを撮ってもおもしろいはずです。

 

最後に、このレンズを使用して感じたことは、F1.8という明るさは暗い所でも手持ち撮影が可能だということ。E-M1やE-M5 MarkⅡのボディ内5軸手ブレ補正機能と合わせれば、手持ち撮影での可能性は大きく広がります。

そして描写力。どの写真も前評判通りのヌケの良い素晴らしい画質でした。さすがは最新モデルです。

 

今回、私も使用して魚眼レンズのおもしろさを実感いたしました!

皆さまもぜひ魚眼レンズのおもしろさを体感してください。

 

この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで

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