さて、今日はニコンファンなら気になる所「FXフォーマット機にはDXフォーマットレンズが使える」
画素数どうなの?、使い勝手は??そんな所を今回はテストしてみました。
まずは、DXレンズを装着したらカメラはどう認識するか?
答えは「自動的に認識して、撮像範囲も切替ます」
ファインダ内ではこんな風に見えております
四隅がケラれて中央に見える枠内が記録される訳ですが、当然センサー上の該当部分のみを使いますので、記録画素数も落ちます。
今回テストはDfで行いましたので、FX時1620万画素、DX時には約680万画素にクロップされるのですが、実際の所どうなのか
テスト場所は大阪国際空港
撮影場所は
スカイランドHARADAhttp://www.city.toyonaka.osaka.jp/shisetsu/suidou/skyland_harada/index.html
(豊中市リンクページ)
レンズは「APS-C万能レンズ」で人気のタムロンAF18-270/3.5-6.3DiIIVC
さてさて、写りの程は・・・
まずAPS-Cレンズを装着しますとFX機クロップ範囲はどうなるのか
270mm側での撮影ですので、約405mm相当のクロップ範囲になります。
ニコンFX各機はDXフォーマットレンズを装着すると基本自動的にクロップされるのですが、これFXフォーマットでやるとどうなるのか・・・
こうなっております。
という事で、DXフォーマットで撮影したら実際の所どうか、というか「スカイランドHARADA」ではどれくらいのミリ数で撮影出来るのか少し撮影してみました
まずは3000m級のB滑走路32L、スカイランドから見ると手前側の滑走路です
タッチダウン直前のB777-300、35mm換算で約200mmで丁度この様な感じですのでサイド押えるのにも十分
ちなみに小型機では
離陸滑走始めたエンブラエルE170-100、 先程の位置からは少し進みますが、約230mm程です。
ノーズアップやファイナルアプローチ中、逆に離陸上昇入ってとなるともう少し長いレンズ、若しくは近隣の「スカイパーク」での撮影が良いかと
ちなみに大阪空港もう1本の滑走路1800m級A滑走路32R進入中の感じは
ボンバルディエ DHC8-Q400、撮影ミリ数は約400mm。さすがにもう少し長いレンズが必要となります。
まあ、32Rを使用するのは主に小型機というのも有りますが、今話題の航空会社「天草エアライン」のDHC8-Q100も離着陸共に殆どターミナル側32Rを使用するので、確実に「イルカちゃん」撮りたい!となったらターミナルからをオススメします。
ちなみに、この時も天草エア「イルカちゃん」の離陸に当たったのですが、32Rからの離陸・・・
いっぱいいっぱいがんばってもこれくらい、しかも陽炎が凄い・・・
大阪国際空港に「国際線」が就航していた1994年9月3日まで・・・丁度まえだ小学生高学年から高校1年生までの頃ですが、自宅から自転車で30分程かけてよく通ったもんです。
当時はこんなに撮影できるポイントもなく「水門」「墓地」と昔から大阪国際空港で撮られていた方は「むふふ・・・」となる限られた場所で頑張ったものです。
今は車やバイクでも本当に行きやすくなりましたし、公共交通機関ですと大阪国際空港、阪急宝塚線豊中駅、JR、阪急伊丹駅から阪急バス、伊丹市交通局の路線バスも出ております(本数はそんなに多くないですのでご利用の際は各社ホームページで時間確認をおすすめします)。
あ・・・土日、祝祭日はスカイパーク、スカイランドHARADA共に「凄まじく」駐車場が混みますので、車で行かれる際にはご注意ください。
でも、まえだ本当にこの大阪国際空港で好きなのは・・・台風接近時などに行われる14R、14Lへの着陸、通称「逆ラン」。
西宮側から山スレスレに急旋回して進入、かつて有った香港啓徳空港の着陸進入「香港カーブ」の様で凄い迫力です・・・年に数回有るか無いかなのですが
機会有れば古い写真でもアップしたく思います
神戸元町 まえだ