広角とはこういうもの【ニッコール O2.1cm/4】

さてさて、今日は「ミラーアップレンズ」が入荷

ニコン ニッコールO2.1cm/4

1959年6月のニコンF発売から5か月後に発売されたこのレンズ。

S型の頃に発売された2.1cm/4の設計を踏襲し作られており、結果、後玉が大きく突出し「ミラーアップ」しないと使えない、ファインダも外付けとまあ、独特なつくりですが、当時一眼レフ用広角レンズの技術、写りがまだまだ「レンジファインダ用レンズ」に及ばない、というか「非球面レンズ」なども大量生産の難しい時代、「出来るけど・・・機動力の全くないとてつもなく大きいレンズになりますよ」というのがこのような独特なスタイルになった理由だそうです。

同じ理由からライカフレックス初期のスーパーアンギュロンでも「ミラーアップ」レンズが存在していたとまえだ記憶しております。

お値段は税込138000円です。

神戸元町 まえだ