さて、今日はレンズグルメ番外編で使用レビューをやってみたいと思います。
第1発目は、
ニコンAF-S28-300/3.5-5.6G ED VR
高倍率レンズというと「一粒で二度おいしい」、「出来るだけ荷物を減らせる」となかなかな人気ですが、高倍率になるとよく言われるのが・・・「画質イマイチ」はたして本当にそうなのかちょっと試してみました。
まずはお決まりの「どれだけの範囲写せるの?」テスト。
場所は先日の18-270使用レビューに続き大阪国際空港です。
まずは28mm位置
続いて35mm位置、ほぼ両目での視野角くらい
50mm、片目閉じたくらいの感じ
さて、どーんと飛んで300mm位置
先日の18-270mmの時もお話しました「ニコンFXフォーマット機はDXフォーマットレンズも使える」、これ、FXフォーマットレンズでも焦点距離1.5倍換算のDXフォーマットの撮像範囲に切り替えて撮れるのです。
という事で、35mm版換算450mmならどういう感じか
これはなかなか使えます、特にターミナルから滑走路が結構離れているので、「滑走路上の飛行機撮りたい!」となれば撮像範囲DXに切り替えて撮るなんて事も
ちなみに300mm位置で離陸を撮りますとこれくらい
この大阪国際空港、ターミナルからの撮影ですと順光は午前中。丁度12時前ですとこの様に少し微妙な光線状態になります。
そして・・・春先からは陽炎が結構邪魔して来るので、条件厳しい時があります。
この日も12時前、気温29度と厳しい条件でしたが、こんな時間に行ったのは・・・
このコ天草エアラインのイルカちゃんを撮りたかった。
保有機材はこの機1機だけの天草エアライン、飛んで来るには日に1便。曜日も限られ、時間もわずか30分程で熊本へ帰ってしまう・・・しかもこのイルカちゃんここ1-2年内に機材更新がされるとかで「引退」。
このたった1機のイルカちゃんで頑張る天草エアライン、乗務員の方だけでなく会社全体で色々面白い取組をされているそうで、今注目の航空会社です。
私まえだも機会有れば乗ってみたいものです。
夕方、日が沈む時間なんかは六甲山系に沈む夕日と合わせて、シルエットで撮れてなかなか面白い撮影ポイントです。
もう一つこのレンズ使える点はやっぱり「付け替えの手間イラズ」でしょう。
実際遊びに行ったときに「ついでに撮影したい!」なんて時が有るかと。でも、遊びに行くのに複数レンズを持ってとなると「・・・お父さん、早くして!!」言われます、はい・・・
んじゃどれくらい普段使い行けるのか?
ちょっと撮るもよし
気になる花が有れば撮るもよし
望遠域と合わせて接写するもよし、開放側5.6と300mm側の圧縮効果で背景もそれなりにぼけてくれます。
このレンズ、全域で最短撮影距離が50cmと結構寄れる上に300mm側と併用すればかなりな近接撮影も。
これより寄りたい!となったら「マクロレンズ」とこれからのレンズ選びの基準にもなります。
こんな感じで、気になるレンズを「商品レビュー」形式でこれからもあげていこうかと思います。
お付き合いの程、よろしくお願いします
神戸元町 まえだ