キヤノンEF50/1.2L!
久々に入荷の大口径標準レンズ!。
キヤノンさん、昔から単焦点の大口径には力が入っておりまして、EFレンズでもEF50/1.0L、EF200/1.8Lと伝説級の大口径AFレンズを出したり、その昔は50/0.95を出したりと大口径好きにはたまらないメーカーさん。
特に50/0.95「人間の眼よりも4倍も明るい!!」と騒がれたレンズ、この50/0.95が世に出るまでに繰り広げられた大口径標準玉競争に終止符を打ったまでにすごいレンズ・・・描写はともかく。
と、少し横道にそれましたが、この大口径レンズ、サイズや用途の垣根を取り払ってとにかく「明るくする」というだけなら現代の技術では相当な所まで出来るもので、現にX線撮影、宇宙観測、映画用などでF0.75クラスなんてレンズも存在します。
先の「サイズや用途の垣根」ですが、先のレンズ達はどれも8mmや16mmなど映画用の小さな版のフイルムやフランジバックをとにかく浅くして「フイルムや写真乾板との距離を短くして光量を稼げる」なんて特殊用途だからこそ為せるものだそうです。
世のレンズ沼にはまった素晴らしき挑戦者たちが「ナントカコノレンズデシャシンヲトレヌモノカ・・・」と苦心讃嘆し「見事な改造」をされたものもありますが、「2m位置で焦点固定」や「f0.75固定、ピント合わせは神の領域」とまあなかなかな品に仕上がっています・・・でもまえだ、そういうのが大好きで大好きで・・・。
脱線しまくりの話からEF50/1.2Lに戻りますが、発売されたのは2007年と以外と最近(とはいえもう10年近く前ですが)、その間EF50/1.0Lが生産されていたのかというと・・・早々に生産終了しEF50/1.4より明るい標準レンズは空白期間がありました。
中望遠域でEF85/1.2Lがあっただけに、その辺りを何とか埋めようというキヤノンさんの意気を感じる1本です。
お値段は税込128000円です
神戸元町 まえだ