さて、入荷情報お待ちの皆様お待たせしました!
2016年1発めのご紹介はこちら!
ニコンAFS300mm /4E PF ED VR!!
来た、来た!!最新鋭レンズ!!
この300/4、先代モデルから「別物」と言ってよい進化を遂げております。
何が変わったのか?
1 ナノクリスタルコートレンズの採用で大幅に透過率、画像のシャープさの向上
2 電磁絞り機構の採用でテレコン使用時や連写時のレスポンス向上。
3 手振れ補正機構の搭載。
4 PFレンズの採用で大幅な小型化を実現。
大きく上の4点ですが、4点めのPFレンズ・・・これ一体どんなレンズ?何で小さく出来るの?
この点少しご紹介。
その前に先代モデルとどれくらいのサイズ差かという所、並べてみると・・・
向って右側が新型300/4、「いったい何をしたらF値も変えずにここまで小型に!?」となってしまいます。
重量も545グラム軽減と凄い進化。
で、PFレンズなのですが、カメラ好きの方はキヤノンのDOレンズというレンズは聞いた事や、目にされたことがあるかと。
PFレンズもDOレンズと原理は同じで「位相フレネルレンズ」というのが正体。
んで、なんで小型に出来るのか・・・
通常、カメラのレンズは光の屈折現象で像を結ぶもの。ただ、光の問題は色の波長(理科の時間なんかにプリズムで色が変わるのをご覧になられた方はピンとくるかも・・・)屈折の強さが変わってしまうもの、順番として青、緑、赤の波長の順に波長が長くなっていきます。
結果それを整える、結像させる為にEDガラスの搭載や波長の整流の為に長く、大きくそして重くなってしまうのが今までのレンズ。
それに対しPFレンズ「位相レンズ」はその波長の順番を変える、言うと赤、緑の長波長を青の短波長に合わせる事で結像に要する波長を短くする、これで「レンズの小型化」が出来るとかいつまんで書くとこういう所でしょうか。
詳しくはニコンさんのHPなど参照頂くと詳細が図解されていて分かりやすいかと思います。
後、Eレンズは絞り制御の面で使用制限があります。
対応していないモデルは、D2シリーズ、D1シリーズ、D3ケタ番台機D200、100、D2ケタ番台機はD40~D90まで全て、D4ケタ番台機ではD3000、そしてAF,MFフィルム一眼レフ機全て・・・非対応機にD90入っているのがちょいとつらい所です。
この制限は大人気AF200-500/5.6にもあてはまりますので、今後のレンズ選びちと注意が必要です。
お値段税込189000円です。
神戸元町 まえだ