2月は菜の花と桜などいよいよ花の咲き始める季節。まだまだ風は冷たく冬なんですが黒潮が沖を通る伊豆半島には桜が見ごろになるんですよ!
沼津で高速道を降りると伊豆半島地区全体で盛り上げているようにあちこちに濃いピンク色の河津さくらを目にするように。狩野川沿いに南に向かって道は天城越え。旧道を行くとよく「伊豆の踊子」などに出てくる天城隧道があるんですよ。今回は国道のトンネルを抜けて天城ループを下るともう桜の名前の町の河津へ。相模湾に面した浜からずっと川沿いに桜が植わっていてなかなかの迫力です。写真を撮る人は観光客の少ない上の方へ行った方が邪魔されずに撮れます。また早くも浜側では散り始め居る木も有るのでご注意を。
天気が回復しまして晴。伊豆のもう一つの河津さくらの咲き誇り場所の南伊豆町へ。観光船の黒船を見ながら下田を通過して南端の石廊崎へ向かう道と分岐点にいきなり目の前に光に輝く黄色が目に飛び込んできて、落ち着いて見回すと「菜の花と桜の祭り」の幟が有り駐車場へ。かなりの範囲に菜の花畑が広がり日差しが暖かかったこともあり月を考えなかったら「春爛漫」という景色でした。南伊豆地区の会場は数カ所あり共通駐車券で親切でした。さてここでの河津さくらは晴のために日差しを浴びて綺麗でした。電車は下田で終点なので交通の便が悪い事もあり写真を撮る側として人が少ないのがうれしい限りで十分に時間を取ってたっぷり歩いて撮って来ました。撮影だけなら次回は河津は外してもいいかな?なんて思いました。
帰り道は伊豆半島の西海岸に出て駿河湾沿いをドライブ。天気予報では期待しなかったのですが山を越えて海岸線に出ると海越しに遥か向こうに富士山の姿が見えました。この日は2月23日だけに「ふじさんの日」だそうでしっかりと姿を見せてくれました。伊豆半島西海岸はなんといっても海の向こうの富士山だけにそちらを向いて走るコースが正解だった感じです。実際もっと近づくと下に雲が有り沼津からは富士山は見えませんでした。使用機材はキヤノンEOS6D,EF24-105/4L,EF70-300/4.5-5.6Lでした。