桜満開の城下町を撮る【由良川大野ダム、篠山】

4月になり見上げると早速ツバメが空を舞ってる姿が。8日の休みの日が来るのを待ってるとどんどん満開情報が入って来て、さらに前日に雨が降ったので果たして何処へ行けば?と結論を出したのがまずは京都府の美山町にある由良川にかかる大野ダムへ。

ダムの上流、ダム湖側に桜の公園があり、また下流側にも斜面にかなりの数の桜の木が植わってあり、京都の時期が終わった頃に行くとだいたい最盛期に合わせることが出来る様です。昨日の雨にも負けずまだ花は満開状態、ウグイスや小鳥たちのさえずりを聞きながらの撮影はなかなか気持ちのいいものでした。

次に石垣や武家屋敷など写真の小道具の揃う城下町の篠山へ向うとうまい具合に午後3時過ぎより天気が回復して日差しも出て花弁が光って、夕方の柔らかい光が斜めから差しちょうどいい感じに。篠山の町はまさに今が見頃、この週末は是非お勧めの桜の撮影場所です。お城そのものの石垣の上には書院があり石垣の上から周りの桜を見下ろす構図に。やはりいい感じなのは堀沿いに歩いて行くと周りに学校があることもあり子供たちが帰る姿や自転車に乗った高校生の姿がシルエットになり小道具になってくれる時がありこのお堀沿いを歩く人にもご注意を。私西田の世代(昭和33年生まれ)だと昔流行った「青春の城下町」「私の城下町」といった歌の歌詞の風景と重なるものがある町です。

例年4月に入って1週目は京都、大阪など街中で。2週目は今回の篠山、大野ダムや滋賀県のスポットへ。そして3週目まで行けそうだと鳥取、兵庫の県境の若桜とか少し長距離を走って高遠、駒ケ根などの南信州へ目をというのがパターンなんですが、今年は意外に彦根が早く京都と同時だったのが計算外でした。今回はフルサイズのEOS6DにEF70-300/4.5-5.6LISを付けてメインにして70DにEFS10-18を付け枝垂れや近いものを撮影しました。またお天気によってホワイトバランスをうまく使い分けて下さい。