キヤノンEOS60Da!!
天体写真撮影用として、20Da以来久々のモデル。
ニコンでもD810Aと天体写真専用モデルが出ていますが、なぜ天体写真には「専用モデル」が発売されるのか?。
そ・れ・は・・・
「ローパスフィルター」、いや・・・色かぶり防止の為に入っている「赤外線カットフィルター」が原因で赤色の強い星雲の色が再現されにくい、再現するには「専用フィルター」が必要という事。
「フィルターがあればそれを装着すれば終わりでは?」、確かにそうです。
ライトな天体撮影であればフィルターで十分どころか、むしろ「特殊使用機」でなく「普段使いにも」という使い方が出来ていいものです。
ただ、追い込んで「馬頭星雲の周囲の赤をしっかり出したい!」「バラ星雲をもっとクッキリと」となるとやはりその星雲たちが発する波長を狙って透過率を高めるのがより効果高いところ。
水素ガスの発する「Hα輝線」これの透過率を高めることで、従来の赤外カットフィルターでは「赤かぶり」として除去される赤外波長もしっかり取り込むようになっています。
冒頭、専用機といったのはこの点、日常使用では「本来カットされる波長帯を拾って赤かぶりする」んです。
ACアダプタセットの同梱、タイマーリモートコントローラーTC80-N3も使用出来る様「N3ケーブルアダプタ」同梱もなかなか天体写真ファンのかゆいところに手の届く内容。
ただ、今回入荷の60Da・・・残念ながらACアダプタとN3ケーブルアダプタ、ワイドストラップが欠品しております・・・
お値段税込118000円です
神戸元町 まえだ