10月も後半になってキンモクセイが咲き出しいい香りと共に秋を感じるようになりましたが、まだまだ暖かい日々が続いてるだけに紅葉の遅れを気にしてる今日この頃なのですが、ここならば秋を満喫できるかも?と今回は19,20日に乗鞍高原の休暇村をベースに上高地、乗鞍高原で撮影して来ました。
私の持論としてできるだけ眼前に聳え立つ穂高連峰の姿は撮らないで上高地を表現した方がいろんな物に目が行き落ち葉一つ、梓川の流れ、植物や鴨や猿などの野生動物などで上高地らしいもので集めた上で組の写真にしたらどうですか?といつもお客様と話をするのですが、今回あまりに梓川の清流がきれいだったために山はできるだけ小さくしたつもりなんですが入れて写してしまいました。
早々に上高地を出て乗鞍高原へ移動し一之瀬園地へ。こっちは結構紅葉が進んでいて白樺はすでに葉を落ちしていて幹の白さが草紅葉に対比して綺麗でした。今回は天気にも恵まれまして夜には満天の星が露天風呂からも綺麗に見ることが出来ました。
ちょっと6時に早起きして部屋の窓から乗鞍岳を見るとモルゲンロートで赤く光っていたので急いで用意して近くにある逆さ乗鞍が水面に写る牛溜池へダッシュ。さすがにシーズンだけにすでに先客が5人カメラを構えてられました。
20日、2日目もお天気に恵まれ快晴。光は秋にしては強くて木々の葉を透かしてくれ森の中がすごく明るい状況で善五郎滝までの遊歩道ではほとんど上を向いていい感じの重なり合いを探していました。バックが青空だけに露出補正をかけなくてもそのままで彩色の葉っぱや、真っ白な白樺が少し露出不足気味になった方が青空が深い青になり思うような色がでました。念のために補正をかけた分ももちろん含まれますが。もう一度乗鞍高原の一之瀬遊園へ行くと独立して立つ一之瀬のオオカエデが丁度紅葉真っ盛りでカメラマンが集まっていました。今回は天気に恵まれきれいな青空だったためにPLフィルターは使用無(かけるとドス黒くなる時もあるので)、レンズは24-105のみで十分でした。カメラはEOS6Dです。