ライカM5
過去何度かご紹介しましたM5ですが、今日ご紹介のモデルは初期モデルの縦吊り型。
「カメラと言えば水平に横吊り」がオーソドクスなスタイルですが、初期のM5はこの縦吊りスタイル。
サイズが大きくなった事でもありますが、後のライツCLでもこのスタイルな辺りはこのデザインを後々踏襲したかったのでしょうか。
この吊り方もですが「弁当箱」や「大ライカ」なんて呼ばれてしまうこのスタイル。露出計が搭載された利便性よりも「後にも先にもMシリーズ唯一の姿」な存在に・・・当時も受け入れられずM4の再生産やM5の派生型CLの発売など迷走する事になったのは悲しい事実。
しかし、後の世になり「大きいけど操作性や保持性は良い」など評価を上げて来たM5、特に操作性の面で「ファインダーから目を離さずどころか、構えたままで自然にシャッターダイアルが操作できる」点は非常に良く考えて作られた印象を受けます。
後に大ヒットを飛ばした「M6」でもこの操作性の高さには及ばないと実際使ってみて感じるところです。
露出計も元気いっぱいの一台、久々にフイルムライカもいかがでしょう?
お値段税込み99800円です。
神戸元町 まえだ