さて、このカメラ久々に入荷した、ハーフ判カメラですが、このカメラなかなか面白い操作のカメラなんです。
巻上は「FUJICA」ロゴの部分を回すのですが、その回し方は・・・
カメラの上下から、指を「コの字」にして挟んで、本体側を「ギュイーン!」と回す!
その為、横のストラップを手首にかけてないと勢いでフジカミニちゃんが飛んで行ってしまう、なかなか独創的な仕様。
このフジカミニが出た当時のカメラといえば、無骨なデザインのものばかりであったなか、「アクセサリー感覚」で持ち歩けることをコンセプトに出されたそうです。
そういう観点では、京セラさんの最後期に出てきた「CONTAX i4R」が香水瓶をモチーフにしていたのに近いものを感じます。
コンパクト機という言葉のはしりと言っても良い素敵な一台です。
それより、感度指標がピンク(ルビー)、ブルー(サファイア)、レモン(トパーズ)、グリーン(ペリドット)と宝石の名前にしてある所からは宝箱で「コフレ」と言っても良いでしょうか。
なかなかかわいらしい一台、お値段税込14,800円です
神戸元町 まえだ