さて、今日は高倍率レンズのご紹介、「キヤノンEF28-300/3.5-5.6LIS」です。
タムロンとシグマさんが手がけ、一世風靡した高倍率交換レンズ。
キヤノンでも、「EF35-350/3.5-5.6L」を1993年に発売しましたが、約10年後にモデルチェンジされたのが、このレンズ。
望遠側は、300mmと短くなったのですが、広角側は28mmまで広げ、何より「手振れ補正機構」を組み込んで来たのが最大の進化点。
しかし・・・、タムロン、シグマの高倍率レンズと比べると非常に大きい。
そこは、防塵・防滴や仕事レベルでの激しい使用を考慮して、鏡胴も金属にしてきた結果。
それ以上に、「Lレンズ」となると、キヤノンレンズラインナップでもフラッグシップにあたるクラス。妥協できないものだったのでしょう。
それもあって価格もなかなかのもので、そこを補うレンズとして「EF28-200/3.5-5.6USM」や、後にデジタル時代に入って「EF-S18-200/3.5-5.6IS」を展開してきた所もさすがはキヤノンという所でしょうか。
お値段は税込164,000円です。
神戸元町 まえだ