パーカー61（12金張り）
大ヒットした51譲りのフーデットニブが素敵なコです
でも、このコはそれだけじゃないんです
それは・・・
「？？？どうやってインク補充するのかえ？？」
このコが販売されていた当時は今の様にカートリッジやコンバータが普及する前
インク補充はインク壺から補充するのが一般的となると
「いかに手を汚さずにインク補充をするか？」
が各社の腕の見せ所と新技術が出たのですが、パーカーの採った方法は
「キャピラリーフィラー方式」
お尻からドボン！とインクにつければ、勝手に吸い上げてくれる。筒はテフロン加工なので殆どふかないでもインクが落ちる！とまさに夢の機構でした。
しかし、弱点も・・・
「・・・洗浄したいけど、どやって洗うの・・・」
インクを吸う事は出来ても強制的に出せないんです・・・
更に、中の吸い上げ機構の関係で始めに入れたインクの色からなかなか変えられないという弱点も・・・
いつの世も革新的な技術には、思わぬ落とし穴があるもんです（この61も後年コンバータが普及してからは吸入が変更されました）。
でも、私そういうチャレンジ精神で「あちゃー！やってもうた！」なものにはカメラも含めてひかれてしまいます・・・。
今回ご紹介の万年筆は委託商品となります
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神戸元町店 （万年筆誘惑されまくり） まえだ
