ワタクシが香川県にうどんを食べに行くようになり、はや15年。
ブルータスという雑誌、2000年1月の号にあった特集「2001年
麺の旅」というのを見て(その時点でまだ2000年なんですけどね)、
無性に讃岐うどんを食べに行きたくなったというのがきっかけ
でした(写真が上手でおいしそうだったのを記憶しています)。
それ以来、うどんを食べに行くのを目的に、またほかの目的で
行ったついでにと20回は行っているのではないかと思います。
で、先日もでかけてまいりました。
食べるのを目的に行くときは朝5時台に家を出ることもありますが、
今回はイベントを見るついでという感じだったので、ゆっくりと
9時ごろに家を出てお昼に香川県に到着。
そしてまず1軒目はここです。
「ここです」ってどこです?
この写真ではうどん屋さんがあるようには見えませんが、神社に
よくある「金何百万円 誰々様」みたいな石柱が並ぶ中に、一部
間隔の開いたところがあり、奥にのれんが見えます。
その向こう側にうどん屋さんがあるのです。お店の名前は
「うぶしな」さん。ちなみに神社の名前は宇夫階(うぶしな)
神社といいます。香川県のうどん屋さんはその味もさること
ながら、店の立地の多様さも魅力の一つです。ここもガイド本で
下調べした時に、その立地が気にかかったこともありセレクト
した次第です。
のれんをくぐり、「ホントにここで合ってるの」的な物置小屋
みたいなとこを通りぬけるとお店の入り口があり、うどんを食べる
お客さんの姿が見えてきて一安心です。
でも、中に入るといかにも地元の人という感じのお客さんが
7、8人。地元度が高いと小心者のワタクシはちょっと緊張
しちゃうのですよね。さらに、香川のうどん屋さんは店によって
注文の仕方が違うので、初めて行った店だとどのように注文
するのかがわからずに戸惑うこともあり緊張感倍増です。
うちのヨメは、堂々と(?)「かけうどん小」を注文し
ワタクシは、ビビりながら「肉ごぼうぶっかけのぬくいのの大」を
注文しました。
テレビを見ながら待つこと数分、出てまいりました。
だしは個人的にはちょっと甘いかなというところですが、具の牛肉が
甘辛い味付けなので仕方ないところ。麺は「にゅるん&ずべーん」で
ワタクシ好み。おいしいです。
何軒も回っていると、もうこの店には来ないかなというところもあり
ますが、この店にはまた来ます。今度は冷たい麺を食べてみたいです。
さてこのお店、なぜ神社の境内(?)にあるのかという疑問が湧き
ますが、ガイド本などには、店のご主人さん=神主さんという情報も
あり、「にゃるほど~」と納得。
でも「ご祈祷とかせなあかんときはどうすんの」という疑問は今も
晴れないままです。
それでは、またまた
続きもののブログは去年懲りてやめようと思っていましたが、
2軒目に続く