今回はニコンの標準ズームの定番、AF-S DX 16-85mm F3.5-5.6G ED VRの使用レビューです。ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラ用で、手ぶれ補正機能と超音波モーターを搭載したズームレンズです。
※使用カメラはD7100、撮影地は枚方市の山田池公園です。
◆まずは画角の比較です
焦点距離16mm(35mm換算24mm)
焦点距離25mm(35mm換算38mm)
焦点距離35mm(35mm換算53mm)
焦点距離50mm(35mm換算75mm)
焦点距離85mm(35mm換算128mm)
AF-S DX 16-85 は35mm判換算で24mm~128mm相当までをカバーするズームレンズです。
18-70と比べてズーム幅を大きくし新型の手ぶれ補正機構を搭載しました。手ぶれ補正の効果はシャッタースピード換算で約4段分です。
しかもこれらの機能を搭載しながらも、485gと思ったよりもスリムでコンパクトです。最短撮影距離は38cm、最大撮影倍率は1/4.6倍でそこそこのマクロも撮れます。レンズ構成は11群17枚でフィルター径は67mmです。
焦点距離16mm(35mm換算24mm)
焦点距離25mm(35mm換算38mm)
焦点距離35mm(35mm換算53mm)
焦点距離50mm(35mm換算75mm)
焦点距離85mm(35mm換算128mm)
それでは作例をご覧ください。
山田池公園の花① 焦点距離85mm 1/400秒 f6.3
山田池公園の花② 焦点距離85mm 1/640秒 f5.6山田池公園の花③ 焦点距離85mm 1/400秒 f5.6
山田池公園の花④ 焦点距離85mm 1/1000秒 f5.6
日向ぼっこ 焦点距離85mm 1/320秒 f5.6 池辺の語らい 焦点距離85mm 1/640秒 f5.6
池辺の休息 焦点距離85mm 1/400秒 f7.1
山田池公園 焦点距離16mm 1/2500秒 f4
超広角ならではのワイドな感じや中望遠でのボケ味、画角もスナップや風景を撮るのに最適です。
旅行用のレンズとしてももってこいです。キットレンズよりも高性能、高画質です。解像度にやや不満はありますが、色彩表現も良くコントラストが高いコストパーフォーマンスにすぐれたレンズで、常用レンズにしたい1本です。