こんにちは、梅田2号店のなかむらです。
先日、久々の連休を利用して徳島県鳴門市にある大塚国際美術館へ行ってきました。
台風12号が近づいてくる中明石海峡大橋や鳴門大橋がストップしたらどうしようと思いながらも無事帰ってきました。
大塚国際美術館に着いたのが11時ころで、そこから閉館の午後5時まで一日中目いっぱい楽しめました。
館内の展示物はすべて陶器製のレプリカですがその精巧さと1000点を超すスケールに圧倒され一日中飽きることなく見学
できます。
今回はキヤノンのAPSC一眼レフ用標準ズームの定番となっている、
EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM を使いました。
※使用カメラはEOS KISS X6iです。
◆まずは画角の比較です
焦点距離15mm(35mm換算24mm)
焦点距離24mm(35mm換算38mm)
焦点距離35mm(35mm換算56mm)
焦点距離50mm(35mm換算80mm)
焦点距離85mm(35mm換算136mm)
キャノンのAPSC一眼は、35ミリフルサイズ換算で1.6倍なので
EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM は35ミリ判換算で24mm~136mm相当までを
カバーする広角ズームレンズです。
IS(手ブレ補正)に関しては24-105mmの3段を上回る4段を搭載しています。
15mmからの広角側では、F値解放付近でやや像の流れがありますが、色収差も
それほどきつく出ません。
最短撮影距離は35cm、最大撮影倍率は0.21倍です。
レンズ構成は12群17枚でフィルター径は72mmです。
重さは575gとやや重いですが中級機とのバランスはグッドです。
◆次にパースペクティブ(遠近感)の比較です
焦点距離15mm(35mm換算24mm)
焦点距離24mm(35mm換算38mm)
焦点距離35mm(35mm換算56mm)
それでは作例をご覧ください。
焦点距離15mm 1/30秒 f3.5
焦点距離24mm 1/125秒 f8
※大塚国際美術館内は撮影もOKなのがうれしい!!(作品にタッチも可)
広角15ミリでの周辺ディティールもよく出ています。屋外展示では
モネの水連の池を再現しています。
焦点距離15mm 1/100秒 f5.6
焦点距離35mm 1/160秒 f8
焦点距離57mm 1/80秒 f5.6
※ホテルのプールサイドからの景色です。広角側・望遠側とも周辺光量も充分
ではないでしょうか。
焦点距離63mm 1/80秒 f5.6
焦点距離24mm 1/100秒 f7.1
焦点距離15mm 1/30秒 f3.5
焦点距離35mm 1/50秒 f4.5
※帰りに神戸に立ち寄ってスナップを撮りました。ローキー調・ハイキー調も
いい雰囲気が出てます。
超広角ならではのワイドな感じ、望遠側も換算136mmまで
広げてるのでスナップや風景を撮るのに使いやすい1本です。
旅行用のレンズとしても重宝すると思います。
超広角から中望遠までカバーした5.6倍ズームですが
これだけの描写力がありますので、非常にバランスのとれた
良いレンズではないでしょうか。
常用レンズにしたい1本です。