5つの指令:chapter2-おいしいみょうがピクルス(?)

前回からの続きです


などとそのままストレートに始められると思ったら大間違いだ!

と憤ったあなた、フムフムなかなか梅田2号店ブログ通ですな。


「前回」から1ヵ月以上空いてしまったのは、ワタクシのスピードが遅いわけ

ではなく、時間が経つのが早かったからなのです。


では前回からの続きです。


今回の目的のうちおいしい昼ごはんはクリアしましたので残るは4つ


・おいしい昼ごはん

・おいしい和菓子

・おいしい洋菓子

・おいしいみょうがピクルス(?)

・温泉


次なる目的地はみょうがピクルス(以下みょうピク)です。


勝山は旧街道とともに栄えた町で、いまでも古い家並みが通り沿いに並んで

います。

背景が山なのもよいですね


電線がなくていい雰囲気です


こういった町は他にもありますがこちらの特徴は「のれん」です。

各お店(家?)がそれぞれ個性のあるのれんを入口にかけておられます。


お店ごとに工夫されていて、それらを見て回るだけでも楽しめます


さてワタクシがそんな町を数回にわたって訪れる理由は、その町並みにひかれて

ということもありますが、いちばんの目的はそのみょうピクであります。


初めてみょうピクを食べたのはウン年前。勝山の町を初めて訪れた時、ある

お店の前に「みょうがピクルス」と書かれた紙が貼られているのを見つけたのが

出会いです。ワタクシ特にみょうが好きではありませんが、暑い時期だった

こともありちょっと食べてみたいような気がするなあくらいの軽い気持ちで

買ってみました。実際、家に持って帰って食べた時も「ワタクシ味覚レベル2の

『おいしい』」(←前回のブログ参照)でした。それから数か月経ち、ふと

もう1回あれが食べたいと思いスーパーなどでみょうがの酢漬けを見つけるたびに

買ってみましたがどれも「ワタクシ味覚レベル3の『ふつう』」。

あんな味(失礼)どこにでもあると思っていたのにあのお店にしかないんだと知り、

雪が降って帰れなくなったらいやなので次の年の春に買いに行ったら、今の季節は

ないと言われ撃沈。その夏ようやく再会したという、母を訪ねて三千里なみの感動

秘話でございました。


♪かあさんおはよう、ボンジョルノミアマードレ♪


訪ねて行ったのはワタクシなので、ワタクシがマルコでみょうピクがお母さんで、

うちのヨメはさしずめアメデオってとこでしょうか。「キ、キー」


話しがイナバウアー並みにそれましたが、それ以来毎年のようにではなく毎年買いに

行ったり送ってもらったりして食べています。今では「ワタクシ味覚レベル1の

『おいしい!』」にレベルアップしています。


これがみょうがピクルスだ!


お店の名前は「杉履物・みやげ店」さん。店のおじさんとお話ししたところに

よると、


「夏に漬けて春先くらいに売り切れる」

「遠くから買いに来る人もいる」


そして、ワタクシがこちらのがおいしかったので他でも同じようなものを買って

みたが、おいしいのに出会うことがなかったと言ったところ

「この味を出すのに数年試行錯誤した」とおっしゃっておられました。


といってもたかがみょうがが漬けてあるだけじゃないの、という懐疑的なあなたを

納得させる語彙を持ち合わせていないのが残念ですが、甘味と酸味のバランスが絶妙

なのです。うちのヨメは、みょうがが大きくないのがポイントだと言ってました。

う~ん、おいしさが伝わる気がまったくしませんね。


今回、お店に入ると先にいらっしゃった女性のお客さんが何も買わずに出て

いこうかというところでした。ワタクシたちがみょうがピクルス5パック買うと…


( )内は女性の思考=ワタクシの想像

(ムムム?このかっこいいお兄さんはみょうがピクルスとやらを5つも買って

いくのか。そんなにこのそれはおいしいのか?ちょっと外で待ってる連れに

相談してみるか)

と思われたようで、外にいたお連れさんと何か話された後店に戻ってこられ

ました。その方とすれ違いにワタクシたちは店を出ましたがその後女性が再び

店から出てこられて


( )内は女性の思考=ワタクシの想像

「(かっこいいお兄さん)1パック譲ってもらえませんか」


ワタクシたちが5個買ったらちょうど在庫がなくなったそうです。もちろん快く

お譲りしたのは言うまでもありません。


( )内は女性の思考=ワタクシの想像

「(かっこいいお兄さん)ありがとうございます」


あの方はみょうピクファンになったかなあ。


さて、次回はおいしい和菓子です


ではでは、またまた

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