猛暑が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょう。
あべの店、スタッフBでございます、お久しぶりです。
こちらのブログにはあまり登場しないわたくしでございますが、
今回、私自身がすんごい欲しかったレンズをお借りする機会を頂戴いたしました。
ので、筆をとってみた次第、よろしければ読んでみてください。
これがおんもしろいレンズでございました…?
さて、前置きが長くなりましたが今回ご紹介するレンズはこちら!
【ペンタックス DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5ED】
うっかりボディに装着したところを撮影し忘れた私ですが
ボディはペンタックスK-50を使用しております。
APS-C換算で大体15-25.5mmってところでしょうか、それでも凄く広角です。
なにせ見てくださいこの画角。
下向いて撮ってるのに後ろに走ってる道が写ってるっていう
歩いてる人の足写ってるっていう。
このレンズ、画角が最大180度(焦点距離10mm時)なんですよね、真横に立ってる人間だって写っちゃう。
この撮影中も一緒に行った横で写真撮ってる同期の同僚が写りまくるっていう、ね。
おかげで人のいないタイミングで撮影するのにどえらい苦労しました()
今回お邪魔したのは、行ってよかった外国人に人気の日本の観光スポットに
二年連続トップに輝いた「千本鳥居」こと稲荷神社の総本山「伏見稲荷大社」さんでございます。
故にもう観光客の方がわんさか訪ねていらっしゃいました。
人のいないタイミングで撮影することの難しいこと難しいこと、とまあ、余談はおいときまして。
ナニワともあれ(ダジャレ)とりあえず画角の比較をしてみたいと思います。
(左:画角10mm 右:画角17mm)
これは面白い。
う~んずらーっと並ぶ千本鳥居と相性のいいこといいこと…
こんな大胆な画面、もうどう撮ったって絵になってしまいますね。
フォッシュアイレンズでは、周囲に行くほど歪みが出ますが
最短で撮影したこの周囲の木々、これが真ん中の被写体を包み込むようにぐんにゃり歪んでます。
伏見稲荷さんのこの千本鳥居自体、引き込まれそうになる不思議な景色でございますが
フィッシュアイの効果で、より吸い込まれそうな絵面になっているように感じます。
異世界に旅立てそうですね、旅立ちたい。
冒頭の千羽鶴のお写真もでございますが
こちらは伏見稲荷の境内横にある、学業成就で有名な東丸神社さんでございます。
こじんまりとした境内にずらーっと絵馬、千羽鶴が吊るされています。
このレンズならなんと大体全部が画面に収まっちゃいます。
余談ですが、画面奥でこちらに向かってカメラ向けてる白いお人は同行した同僚です。
さらにこれ書いてる時に気づいたんですが、赤い服の方は私の先輩でございます。
写ってると思わなかったんです…(目をそらす)
予想以上の範囲まで写ってしまうので、なかなか全体に目が届いていない節があるわたくしです。
それからこのレンズ!
なんと最短焦点距離が14cm!レンズの頭から2.5cmのところまで寄れちゃいます。
(左:画角10mm 右:画角17mm)
これはあべのに戻ってきてからとった写真なんですけども。
ビル風がものすごかったのでややぶれてますがご了承ください(土下座)
以前ペンタックスから出ていたFISHEYEレンズ、FA17-28mmだと
結構最短焦点距離が遠かったので、ここまでは寄れなかったんですよね。
うーんこの、10mmでとった絵面の面白さはフィッシュアイならではではないでしょうか。
17mmでの後ろのボケも滑らかでキレイだなあと感じました。
さて、この日実はもう一か所、脚を運んできた場所がございます。
それがそう、こちら(どちら?)ハルカス様でございます!!
この超広角レンズを借りた今、今いかなきゃいついくの!(いまでしょ…)というわけで行ってまいりました。
魚眼は真ん中の方はまっすぐ写るので、水平線を真ん中に据えて撮影してから
徐々に歪みが出始めるレンズ端に水平線をずらして撮影してみました。
地球は丸いっ、といわんばかりの湾曲っぷり、面白い。
最後にこれ、画角が最大180度ということで、こんな撮り方をしてみました。
ハルカス最上階の展望台より、最短距離でガラスぎりぎりにレンズを添えて真横にとってみました。
お、おちる~!という感じの写真に見えますでしょうか?
とんでも画角なので、こんな体半分はみ出したみたいな写真もとれちゃいます、面白い。
もう面白い、っていう感想しか出てこず自分の語彙のなさに辟易しつつ、やはり、面白い。
伏見稲荷さんとハルカスさん、今回大きくは二か所で撮影させて頂きましたが、
これは場所に合わせていろんな撮り方で楽しめそうだなあと感じました。
変化球に一本!外せないレンズになりそうですね、あ、わたくしが
うん、買おうかどうか悩んでいたわたくしの心境が、これで買おうかなあ、から、買う、に傾きましたね
ワハハハハ…(財布チラ)ワハ…ハハハ…ハ…(財布を逆さにふる)ハハ…
?ちなみに
途中ご紹介させて頂きました「東丸神社」様でございますが
読み方は「あずままろじんじゃ」でございます。
「ひがしまるじんじゃ」ではございません、ミニ雑学でございました。