はいっ!
っということで今回は
EF50mm F1.4 USM
これでございます。
いやー僕は個人的に思い入れのあるレンズなのですが
なんてったって私物。あぁ私物。
プライベートでも一番使用頻度の多いレンズなので
このレンズだけでも軽く5万回はシャッター切ってることでしょう(多分もっと・・・)
実はこのレンズ、発売されたのでは1993年6月らしいのですが、未だ現行商品でございます。
つまり今2015年で iPhone6sが発売されてますが、「6sが2037年までモデルチェンジせずに販売されてて、なおかつ定番モデル」ってのとおんなじくらいのロングセラーってことです!
いやー凄いベストセラー。
Canonではこのように紹介されています
『標準レンズの定番、F1.4の大口径50mm。質量と描写性能、価格のバランスに優れた使い勝手の良い一本です。撮影アングルを工夫したり、被写体にグッと近づくなど、距離感、遠近感、ボケ味の効果をうまくコントロールして作画すれば、レンズワークの基本すべてを活かして作品づくりが行えます。APS-Cデジタル一眼レフでは80mm相当となり(※)ポートレート向きの中望遠レンズとして活用できます。』
35mm版のフルサイズカメラにおいて、50mmという焦点距離が、標準画角となるので(標準というのが、各センサーサイズにおいて人間の視覚に近い焦点距離のこと)
使いやすい画角であること。
Canonで最も手の出やすい(価格の)EF50mmF1.8 STMを上回る、単焦点ならではの柔らかいボケ味が得られる!!!
と、いいことづくしのようなこのレンズ、色々撮って参りました。
※50mmは人間の視野に近い標準の画角ですが、これはフルサイズ機においての話です。
CanonでいうところのKissシリーズ、10~70Dシリーズ、8000D、7DシリーズはセンサーサイズがAPS-Cサイズなので、フルサイズ機よりも写る範囲が狭く、視野よりも狭い範囲の80mm相当が写ります。
単焦点レンズの最大の特徴といえばそう、ボケ。
・Bokeh・
海外でも『ボケ』と発音します
もともと海外にはボケという感覚、概念はなかったんでしょうねえ。
もちろんこのレンズは素晴らしいボケ味をただき出してくれます。
EF50mmF1.8 STMよりも更にボケ味の効いた写真を期待できるのです
そしてそして、50mmという画角が、視野に近い分『ここだ!』っと思った場所で
直観的に構えてそのままシャッターが切れるんですよね。
これは凄く大きいポイント
街角
スナップにも向いています
(ハートに見えるっていう。恋人の聖地と言われているとかいないとか。)
(この写真の中に猫がいます)
いいとこ取りのようなこのレンズですが、実は逆光で撮影するときには結構クセがございます
日中のこのように太陽が高い位地にある時は若干の
フレアとクセの少ないゴーストが発生する程度ですが
夕方の強い光線状態となると、これだけ特徴のあるゴーストも発生致します。
もちろん逆光で、太陽の入る角度によっても変わりますし、フードをつけて工夫し
注意して撮影すれば大丈夫です。
後、取扱い方についてなんですがこのレンズはフォーカスリングを動かしたときに
繰り出し部分は非回転で、最短撮影距離時に鏡胴部が伸びるしくみです
実写に影響が出るほどの伸縮量ではないのですが、ここを繰り出した状態で圧がかかると、中の部品(カム?)が変形してしまい、
スムーズにフォーカスリングが動かなくなってきてしまう事例があります。
なのでバックに入れるときはもちろん、レンズ単体をどこかに置くときも、レンズ側を下向きに置いたりせずに
マウント側にリアーキャップをつけて置くようにおススメ致します
と、いうことで今回は
使用レンズEF50mm F1.4 USM
使用カメラ EOS 5D Mark Ⅱ
EOS 6D
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラのナニワ あべの店まで