意外に使っていない!?ピクチャースタイルで自分好みの写真を作る方法

実は、ピクチャースタイルを使っていない人が多いと思います。

ピクチャースタイルとはキヤノンの機能ひとつでデジタル一眼レフカメラの機能で 色のコントロール「仕上がり設定と調整」ができる事です。

EOS 5Dに初めて搭載されたEOSのピクチャースタイルは、それまでのカラーマトリックスと現像パラメーターが前身ですが、カメラの進化とともに大きな進化を遂げました。
プリセットされたピクチャースタイルとカスタム機能でさまざまな表現を可能にしました。
また、プリセットで用意されたピクチャースタイルスタイルは、「詳細設定」でさらに細かく調整することができます。好みや撮影シチュエーションに合わせた調整が行え、撮影者が表現したい色をカメラに反映していくことができます。

使うといろいろな写真のイメージが変わります。

SONYはクリエイティブスタイル・Nikonはピクチャーコントロール・Pentaxはカスタムイメージ・CANONはピクチャースタイル・オリンパスは仕上がりモードと各社名称は違いますが内容は同じです。

7種類の設定があります。

●オート
撮影シーンに応じて、色合いが自動調整されます。
大自然や夕景撮影では、色鮮やかな仕上がりになります。

●スタンダード

スナップからスポーツまで多彩な被写体において鮮やかでくっきりとした仕上がりになります。

●ポートレート

 女性や子供の肌の色を健康的な色合いの仕上がりなります。

シャープネスをあさえめに設定してあります。

●風景

 空の青や木々の緑などを鮮やかな印象になる仕上がりになります。

シャープネスを強めに設定してあります。

●ニュートラル

明暗差が大きい被写体でも細かい質感や鮮やかな色彩の中の微妙な仕上がりを表現したい 場合に適した仕上がりになります。

コントラストをおさえて彩度も強調しないように設定してあります。

●忠実設定

肉眼で観たのに近い仕上がりになります。

複写撮影や商品撮影などに適しています。

●モノクロ

モノクロフィルムで撮影したような仕上がりになります。

シャープネスはやや強めに設定してあります。

是非、みなさんもピクチャースタイルを使用して頂いて、より一層写真を楽しんで下さい。