今回はキヤノンEF-S24mm F2.8 STMについての商品レビューをお届け致します。
35mm判換算で38mm相当という、使い勝手のよい画角をもつEF-Sレンズ初のパンケーキレンズ。カメラに装着していることを感じさせない約125gの軽量・コンパクトなサイズで、気軽にどこへでも持ち運ぶことができます。自然な画角で、スナップ写真やポートレート、風景など、さまざまな撮影で活躍します。非球面レンズの採用により、画面全体での高画質も実現。
※キヤノンホームページより
本日は雨予報というより台風予報が出ていたので建物内で撮影しようと思い、葛西臨海水族園へと行ってきました。まぁ、風は強かったですが、太陽がサンサンと降り注いでいましたけど(笑)
強風で波が大分ざわついています。
※ボディはEOS 7D MarkⅡを使用しております。
まずは周辺光量落ち
F2.8では分かりますが、F4にすれば殆ど分からなくなります。
次に逆光テスト
太陽の周りに少しゴーストが出ていますが、特に気になる程ではないかと思います。太陽周り以外ではフレア・ゴーストは発生しませんでした。
最後にボケ具合
ここからは気軽に撮影した写真です。
こちらは入ってすぐの水槽の「ウシバナトビエイ」というエイです。まるでネコの目ですね。
二匹が中々面白い位置に来てくれたのでパシャリ。
こちらの巨大魚は「タマカイ」という大型の魚で、2mになるそうです。実際に見てみると大きくてびっくりしますよ。
上の2枚は深海の生物コーナーにいる「トリノアシ(上)」と「ダイオウグソクムシ(下)」
レンズが小型なので手持ち撮影してみましたが、ちょっとピンが甘くなってしまいました・・・腕を上手く固定出来ればもう少しピンは合ったと思いますが、夏休みなのでチビッ子達が多く出来ませんでした・・・。
上はみんな大好き「クロマグロ(ホンマグロ)」で下は「ナーサリーフィッシュ(オス)」です。
この魚の鉄の様の質感、素晴らしいですね!
※豆知識※
「ナーサリーフィッシュ」の「ナーサリー」とは「育児」という意味で、別名「コモリウオ」とも呼ばれています。オスの額にある発達したフックに卵のかたまりを引っ掛けて、ふ化するまで守ることから、この名前がつけられました。このような方法で卵を守るのは「ナーサリーフィッシュ」だけです。魚界のイクメン!
最後に使用感です。
率直にとても使いやすいレンズです。35mm判換算で38mm相当なので、前後移動すればある程度の写真は撮れてしまいます。
普段使いに便利な軽さ・薄さは勿論のこと、AFも多少暗い場所でも素早く静かに動作してくれました。描写力も申し分ないです。
単焦点レンズをまだ使用されていない方にはお値段とともにオススメです。
商品仕様
画角(水平・垂直・対角線) | 50°35’・34°55’・59°10’ |
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レンズ構成 | 5群6枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
最小絞り | 22 |
最短撮影距離 | 0.16m |
最大撮影倍率 | 0.27倍 |
フィルター径 | 52mm |
最大径×長さ | φ68.2×22.8mm |
質量 | 125g |
そんな目で見ないでください・・・