こんにちは、レモン社秋葉原店の88です。
今回はタイトルにもある通り、「構図」についてブログアップ致します。
まず、「構図」って何?という方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明すると写真を撮る際に風景や人物等をどの様にしてフレームの中に収めて撮影するか、です。
同じ写真でも構図が違えば写真の持つ意味合いが変わってきます。
そこで今回は代表的な7つの構図についてご紹介したいと思います。
1.日の丸構図
その名の通り日本国旗の日の丸のように主役をドーンとど真ん中にもってくる構図です。
一番素早く構えて、主役がすぐに分かる構図をつくれます。
よく日の丸構図はダメみたいな記事を読んだりしますが、そんな事はないと思います。日の丸構図だけでなく、同じ構図が続いてしまうとリズムが単調になり、飽きられてしまうというのは分かりますが、そこに撮影者の意図・意味がキチンと入っているのであれば良いと思います。
2.二分割構図
こちらは画面をシンプルに二つに分けて見せる構図です。
こちらは画面をシンプルに二つに分けて見せる構図です。
バランスが取れて安定した写真となります。
3.三分割構図
画面を3つに分けてスッキリと見せる構図です。
3つに分ける事で色々な情報が分かる構図でもあります。
4.対角線構図
斜めに分割した線の上に被写体を置く事で、写真に奥行きを持たせてくれる効果と躍動感が出ます。鉄道写真や橋の写真に多く使われます。
5.三角構図
ビル等の高さのあるものを撮影する際に見られる構図です。末広がりの画面になるので安定感が出ます。
今回はヨコ位置の写真ですが、タテ位置で撮影すると更に奥行きも出てきます。
6.放射構図
画面の中に「収束点」「消失点」という奥に行くほど小さくなり、最後は点となる場所を作り出し奥行きを出す構図です。こちらも鉄道写真にはお馴染みの撮影の仕方です。
線路や道路、直線の物を入れて広角で撮影すると作りやすい構図です。
7.額縁構図
額縁という名の通り、画面の中に額縁を作りその中に主役を写します。
敢えて画面内で額縁を作る事で主役を強く見せる事が出来ます。
額縁となる部分が暗く、見せたい部分が明るくなり強調された写真となりました。
この時は偶然、女性がこちらを向いてしかも柔らかい表情をされていたので、とても良いタイミングで撮影が出来ました。
こちらの写真は放射構図と額縁構図を組み合わせた写真です。
この様に一つの写真に二つの構図を組み合わせるのも全然ありです。
以上が代表的な7つの構図です。
構図を意識する事はただシャッターを押していた時よりも自分の作品としての意識がより強くなります。同じ被写体でも構図や撮る角度を変えて撮影してみて下さい。確実に写真を撮る腕が上がります。
こちら以外にも色々な構図がありますので、追ってブログアップしていきたいと思います。
担当:88