【入荷情報】ミノルタ Mロッコール40/2(CL)

今回ご案内致しますのは、中古MFレンズ ミノルタ Mロッコール40/2(CL)です。
CL用のレンズはズミクロンC40/2に人気が集中しますが、ミノルタの本レンズも捨てたものではございません。ズミクロンはズミクロンでロッコールはロッコールです。

1、商品情報

  • 商品名:ミノルタ Mロッコール40/2(CL)
  • ランク:B(銘板にヒビ有)
  • 付属品:Rキャップ、フード
  • 商品コード:2111012001485
  • 販売価格:40,000円(税込)

銘板のヒビの状態は下の写真の通りです。割れた破片が貼り付けられているのか微妙なところです。


2、実写テスト

ミノルタ Mロッコール40/2で東京・銀座を試写

ソニーα7IIを使用しました。オールドレンズの部類に入りますので、周辺光量落ちは補正
しませんでした。また雨天にもかかわらずWBは「太陽光」で撮影しています。その他デジタル補正はございません。
そのため青みが残る写真になっています。フィルム時代には雨天時にCCフィルターで補正したことが懐かしく思い出される写真になりました。

ミノルタMロッコール40/2で東京駅を試写

この写真もWBは太陽光です。夏の雨なのに蒸し暑さはなく涼しさを表現するために太陽光に設定しての撮影です。
40mmという焦点距離は50mmを多用する方には少し使い勝手が悪いかも知れません。
50mmよりやや広い画角なのですが、なーんとなく収まらないんです。そこで窓枠を左側に多く取り入れて撮影しました。ズームレンズ使いの方はそんな違和感はなくお使い頂けると思います。

ミノルタMロッコール40/2で東京駅内を試写

最後はWBをAUTOにして撮影しました。白を白で撮影しにごりのない描写をご確認頂くためです。
空気感を写すまでには至りませんが、スナップで使えると思います。

3、最後に

レンジファインダー用レンズの欠点でもある「寄れない」はミラーレス機を使う際のマウントアダプタで解消することができます。ヘリコイド付きを使えば問題ありません。
ライカM(typ240)では寄れないままになります。

光学系は3枚ですが試写を参考になさって下さい。強い逆光での撮影が天候条件で出来ませんでしたので、少々気がかりではあります。特にレンズに瑕疵があるわけではございませんが耐逆光性能は気になるところです。
しかし、問題は銘板にヒビがあることです。もし購入後手放される場合は大きなマイナス要因となります。

以上です。

担当:いりえ