さて、続く時は続くものでまたも記念モデル・・・でも少し違う
キヤノンF-1「モントリオールオリンピック記念モデル」
かつて、夏冬のオリンピックではIOC公式記録用カメラが選ばれておりました。
カメラは殆どニコンかキヤノンが選ばれているのですが(もちろん違うオリンピックも・・・ミュンヘンのライカやバルセロナのミノルタの様に)公式記録カメラに選ばれると記念モデルが発売されるという事がありました。
ニコンでは市販モデルとしては出ていなかった様ですが、キヤノンは「ここぞ最大の宣伝機会!」とばかりに記念モデルをロス五輪の頃までは発売しておりました。
今回ご紹介の「モントリオールオリンピック記念モデル」はキヤノンが初めて公式記録カメラの座を勝ち得た時の記念モデル。
でも、少し違うのがファインダ。本来はアイレベルファインダが搭載されているのですが、このモデルは「スピードファインダ」に交換されております。
ニコンでも「アクションファインダ」という名称で出ておりますが「ヘルメットのバイザー越しでも視野が確保できる」というくらいに離れた所からでもファインダ像が確認出来るというもの。
確かニコンF3の時のアクションファインダDA-2は「5-6cm離れてもファインダ像全体が確認出来る・・・」といううたい文句だったかと。
なかなかに面白いファインダの搭載されたこの「モントリオールオリンピック記念モデル」一台いかがでしょう?。
お値段税込49800円です。
神戸元町 まえだ