懐かしのカメラ ミノルタ オートコード・L

なつかしのカメラ 今回は、ミノルタ オートコード・Lを紹介します。

ミノルタ・オートコードは性能と品質、操作性の良さが見事にバランスした、
国産二眼レフカメラの最優良品のひとつです。生産期間が長く輸出仕様もあったため様々なモデルが有り販売台数も多く二眼レフ入門者からベテランまで幅広く愛用されてきたカメラです。
ミノルタフレックスの廉価版として1953年に発売されたミノルタコードが発展し、1955年に初代オートコードが登場します。1955年11月にご紹介するセレン光電池式単独露出計を内蔵したオートコードLが発売されました。

全面のネームプレートを跳ね上げると露出計受光部が現れます。

露出計の合わせ方は、ユニークな加算式でシャッターに向かって右に絞りをあらわす4から9までの数字、左にシャッタースピードの0~9までの数字が目盛られています。この二つの数字の和と、被写体に向けた露出計メーター部が示す光指数を同じくすれば適正露出となります。



    120フィルム 二眼レフ
 レンズ   ロッコール 75mm F3.5
 シャッター セイコーシャッター MX B 1~1/500 M・F・X 切り替え
 巻上    クランク式フィルム巻上げ
 スタートマーク式セミオートマット セルフコッキング
 フィルムカウンター 自動復元式