宇宙で使われた目測・超広角専用機 HASSELBLAD SWC !
本日、ご紹介する カメラ は 「HASSELBLAD SWC+Finder+A-12」です。HASSELBLAD SWC は、1959年の発売です。
スウェーデンのカメラメーカーハッセルブラッドが製造した超広角撮影専用のカメラで、フィルムを巻き上げると同時にシャッターチャージが行えるセルフコッキング方式になっています。
レンズはカール・ツアイス製のビオゴン38㎜F4.5(レンズ構成5群7枚)というディスト―ション(歪曲収差)を極限まで補正した対称型レンズが固定でついており、建築物撮影や測量、スナップで使う写真家も多くいます。
35mm換算で20mm相当の超広角レンズです。
このレンズはバックフォーカスが極端に長いため、ミラーのある普通のボディには装着できません。
この超広角レンズ用に作ったカメラがSWCで、レンズにフイルムバックを付けたような特殊な形をしています。
フィルムマガジンはVシステム用を使用し、専用のビューファインダーが付属しています。
このビューファインダーには距離計としての機能はありませんので、ピント合わせは目測になります。
超広角レンズは被写界深度が非常に深いので、距離をそれほど正確に合わせなくてもピントは合うということです。
1966年にジェミニ9号にて宇宙で使われ、その後ジェミニ10号、アポロ9号でも使われました。
中古ランク: AB
付属品:
中古価格: 248,000円 (2017.9.20現在)
商品在庫問い合わせPLU: 2221090394307
売り切れの際はご了承ください! 皆様の御来店お待ちいたしております。
担当:なかむら