2017年も残すところあと少しになりました。
毎年この時期には、「今年こそは年賀状の準備を早くしよう」と思うのですがギリギリになってしまいます。
そもそも年賀状はなぜおくるのでしょうねぇ!
「年賀」とは、日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちなどを込め、新年を迎えるに際してあらたまって行う挨拶です。
日本では古代から、新しい年を迎えると目上の人のところに出向き、新年をことほぎ、ご機嫌を伺うご挨拶をする習慣がありました。
遠く離れて会えない人には、新しい良き年への思いを込めて賀状を書き送りました。
明治時代に郵便制度が整い、郵便はがきが発行されると、はがきで年賀状を送る習慣が急速に広まっていきました。
年賀状を出す相手は上司・恩師・親戚・友人・同僚などさまざまではないですか?
相手によってあいさつの内容に悩みませんか?
文例をいくつか紹介します。
【一般年賀状の文例】
■新春のお喜びを申し上げます
皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。
昨年は何かとお世話になりまして、大変ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
■謹んで新年のお祝辞を申し上げます
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も相変わらず、よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
■新年おめでとうございます
よき新春をお迎えのことと、お喜び申し上げます。
私共も家族一同元気に過ごしております。
旧年中はひとかたならぬご厚誼を賜りまして、大変ありがとうございました。
本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。
■謹んで新年のお祝いを申し上げます
昨年は何かとお世話になりまして、ありがとうございました。
おかげさまで良き新年を迎えることができました。
本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。
【上司への文例】
■謹んで新年のご祝辞を申し上げます
ご家族ご一同様には、幸多き新春を迎えられたこととお喜び申し上げます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も昨年同様、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
■新春のおよろこびを申し上げます
良き新年をお迎えのことと存じます。
昨年中は並々ならぬご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も昨年同様、ご指導の程よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
■謹賀新年
旧年中は公私にわたって大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
昨年中は並々ならぬご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も昨年同様、ご指導の程よろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
【恩師への文例】
■謹んで新年のご祝辞を申し上げます
先生にはごきげんよく、新年をお迎えのことと存じます。
今年も新緑の頃に同窓会を企画しております。お目にかかれることを心より待ち望んでおります。
ますますのご健康をお祈り申し上げます。
■謹賀新年
よき新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
大変ご無沙汰しておりますが、先生におかれましてはお元気で過ごされていることと存じます。
どうぞご自愛の上、より一層のご活躍のほどを期待しております。
本年もよろしくお願い申し上げます。
【親戚への文例】
新年おめでとうございます
よき新春を迎えられたことと、謹んでお喜び申し上げます。
昨年は大変お世話になりまして、ありがとうございました。
まだまだ未熟者の二人ではありますが、今後ともよろしくご指導のほどをお願いいたします。
皆様に幸多き年となりますように。
以上の文例を参考にしていただいて日頃のお付き合いに感謝し、今後も変わらぬ関係を築くために、送る人のことを思いながら一枚一枚、心を込めて作りましょう。
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■新春のお喜びを申し上げます
皆様おすこやかに新春をお迎えのことと存じます。
昨年は何かとお世話になりまして、大変ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。