今回の新入荷情報は2010年の発売から今なお現行品として販売されているオリンパスの広角ズームレンズＭズイコーデジタルＥＤ9-18/4.0-5.6（Ｍ4/3）の中古品を紹介します。商品のコンディションは若干の使用感はありますが、外観は特にキズなどはありません。
持ち運び、収納時のレンズは非常にコンパクトです。
このＭ4/3（マイクロフォーサーズ）システムのミラーレス機は2008年発売のパナソニックのルミックスＤＭＣ-Ｇ1から始まり、まもなく10年となります。
そして2009年にはオリンパスのペンシリーズとなるＥ－Ｐ１が発売されました。
銀塩カメラ時代と比べると後継機のボディ、レンズなどがあっという間に出てくる中、2010年に発売され、後継レンズが今だに出ていないこのレンズは驚異的と言っても過言ではないロングヒットレンズの1本かと思われます。
これが9ｍｍの撮影時。沈胴機構が伸び全長が一番長い状態です。
18ｍｍの撮影時。レンズ、フードともに若干のデザインの古さが！?
実際に自分はまだパナソニックユーザーのつもりではありますが、この焦点距離でこのようにコンパクトで軽量なレンズがありません！このレンズは、まさにＭ4/3の利点を最大限に活かしたレンズです。
Ｍ4/3のマウント部。状態は良し！
ということで、所有する一番小さなボディのパナソニックＤＭＣ-Ｇ5との組み合わせでスナップ写真を撮ってみました。また、付属品として別売のフードＬＨ-55Ｂも付いてましたが、このレンズは逆光に強いらしく、このフードは頼りない見た目なので、フード無しで撮影をしました。
また、今回は全てのカットを絞り優先の開放で撮影しています。他は+1/3か+2/3の露出補正をしただけです。では実写です。が、一つミスをしてしまい、パナのボディが前回撮影時の16：9の比率（一般的にはおそらく4：3）に設定されており、それに気が付きませんでした💦
9ｍｍはなかなかのパースですが、周辺光量に問題は無し。
団体様入ります～
何故か臨海水族館売店にてアンコウを購入！バックのボケは自然です
都心が見えます。ですが、ここで本当に2020年・東京オリンピックのカヌーを?
ほとんどの写真がほぼパンフォーカス状態です
プチ遠足のお帰り。周辺の描写力も気になりません
のどかな平日。スマホでカラスを撮影中！
かなり9ｍｍでの撮影が多く、おそらくこのカットも…
これが唯一の18ｍｍでのカットかと思われます。
そして9ｍｍ！２倍ズーム以上の差を感じます。
最後まで16：9の比率に気がつかず、帰る前に秋の空を。
結果的には、実写する前は大好きな広角ズームとはいえ2倍ズームという事で、2倍なのか～と思い、いざ撮影を始めるとコンデジには存在しない超広角ズームでは画角変化がかなり大きく、バリエーションをつけることができる普段使いのスナップには万能と言えるレンズでした。
主な仕様など
焦点距離：9-18ｍｍ（35ｍｍ判換算 18-36ｍｍ相当）
絞り：Ｆ4.0（9ｍｍ）-Ｆ5.6（18ｍｍ）～Ｆ22
レンズ構成：8群12枚（ＤＳＡレンズ、非球面レンズ、ＥＤレンズ、ＨＲレンズなど）
画角：100°～62°
最短撮影距離：0.25ｍ
絞り羽枚数：7枚・円形絞り
フィルターサイズ：52ｍｍ
マウント規格：マイクロフォーサーズ
最大径、長さ：Φ56.5×49.5ｍｍ
重さ：155ｇ
メーカー希望小売価格：71,000円+消費税
レモン社中古販売価格：45,000円（税込）
商品ＰＬＵコード：2111012099758
この商品はカメラのナニワ オンラインショップからもお求めいただけます。
在庫：レモン社・銀座店（2017年11月9日現在）
担当：カラサキ
