1966年に発売され、50年以上もデザイン、機能とが変わらずいまだに世界中の筆記具愛好家から絶賛され、銘品とされ現行品として販売され続けているラミー2000の入荷情報です。今回は万年筆、油性ボールペン、ペンシルの3本のセットです。ドイツ製ですが、モンブラン、ペリカンなどとは全く異質なコンセプトを持ったメーカーです。
LAMY2000の基本となる3本セットです
2000という品名は、当時に西暦2000年を見込んだデザインがその名の由来との事ですが、その輝きはいま現在でも失われていません。他社メーカーは現在、ペン先に美しいパーツを使い模様、刻印を刻み豪華さ、高級感などでゴージャス感を競い合っていますが、ラミー2000はここが違い、ペン先は14金のほんの一部を露出するのみですが、あえて銀色のロジウム仕上げをしています。
ブルーブラックのインクが入ったインク窓
万年筆には胴軸にインク窓があり、インクが減るとこの窓からインクの色が無くなる、そしてキャップ内部の2本のリングで「カチャっ」という小さな音でキャップがハマったことも確認できます。またクリップにはスプリングが組み込まれ胸ポケットもにしっかり固定ができます。このクリップの構造はLAMYが世界初となりロゴの刻印が小さく目立たずに刻まれています。
これがペン先と目立たないロゴ
自己所有もしている3本ですが今回の万年筆はペン先がBですので試し書きをしてみましたが思ったほど太さを感じないBでした。もちろん試し書き用紙は銀座店の店頭でも使っているロディアです。また、モンブランの60年代のPIX27と現行の164ボールペンもわが家で眠っていますが、並べてみると如何に2000のデザインが半世紀に及ぶロングランヒット商品だと実感します。
わが家でももちろんロディアで試し書き
新旧のモンブランとラミーの定番ボールペン!!!
パッと見ると木製にも見えますが、職人の手仕上げによる強化樹脂製でヘアライン仕上げが飽きのこないモダンなペンともなった逸品です。初めて手にしたときは見た目以上に、滑るような手触りを感じるかもしれませんが、仕上がり以上にドイツ製としてはなにより安価でなのです!
最後にこの中古の付属ではありませんが、ボトルインクを紹介します。インク吸入後にペン先を拭うペーパーがボトルに内蔵されているんです。
こんなボトルインクは他に無いでしょう…
【機構など】
万年筆:回転吸入式 筆記時/約153mm 約25g B/14金
ボールペン:ノック式 約137mm 約16g
ペンシル:ノック式 0.5mm芯 約139mm 約18g
希望小売価格 万年筆32,400- ボールペン、ペンシル各10,800-(税込)
レモン社セット価格:20,000-(税込)
付属品は元箱と取説が各2セットです
※この商品は3本のセット販売となります。(2017年11月19日現在)
pluコード:2111012103042
ご確認はレモン社・銀座店まで。 tel:03-3567-3131
またカメラのナニワ・オンラインショップでもお求めいただけます。
担当:カラサキ