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年内にカメラ買うなら独断と偏見で選ぶおすすめ商品ベスト5

こんにちは。 カメラ担当の池田です。

気がつけば、今年もあと1ヶ月ほどで終わってしまいます。本当に早いものですね。

1年を振り返ってみると、今年はデジタル一眼が豊作の年だったように思います。春には各社から新製品がたくさん発売され、夏から秋にかけても新製品ラッシュは止まりませんでした。

その勢いはボディにとどまらず、レンズも怒涛のように発売されました。

 

そこで今回は、「年内にカメラ買うなら独断と偏見で選ぶおすすめ商品ベスト5」と題しまして、今買いたいデジタル一眼をランキング形式で発表したいと思います。

あくまでも、私の独断と偏見で選んでますので、予めご了承くださいませ。

 

第5位

ニコン D7500 (2017年6月発売)

DXフォーマット(APS-Cセンサーサイズ)のミドルクラスモデルです。

今年9月、ニコンからはフルサイズ機のD850が発売され、D7500の存在が薄くなってしまったような気がしますが、機動性に優れており、描写力、機能ともに申し分のない1台です。

前モデルのD7200より、映像エンジンの進化とともに高感度性能や連写性能がパワーアップし、さらには液晶もチルト式液晶となり、操作面もとても便利となりました。

描写力もフルサイズに匹敵するくらいのレベルにまで来ていますので、満足できる1台となっています。

そしてDXフォーマット機はフルサイズ機(FXフォーマット)と同じレンズを使用した場合、1.5倍相当望遠効果が大きくなりますので、野鳥や飛行機、鉄道、スポーツを撮影するのに最適です。

詳しくは私が書いた「D7500使用レビュー」をご覧頂ければと思います。

 

第4位

オリンパス OM-D E-M10 MarkIII (2017年9月発売)

OM-Dシリーズのエントリーモデルです。

このカメラを選んだ理由は、フルサイズ機のような少し大きめの一眼レフを持っている方へのサブ機としてオススメの1台だからです。

私はEOS7D MarkIIを所有しており、サブ機にコンパクトで性能の良いカメラが欲しいと思っています。その候補の1番目がこの「OM-D E-M10 MarkIII」なのです。

何が良いのか……。

まずは、ファインダーが一眼レフと同じ場所(ボディのセンター)に付いていること。サブ機として使う場合、ファインダーの場所が大きく違ったりするとストレスを感じます。

また機能面も優れており、連写性能やAF性能だけでなく、オリンパスならではの機能「ライブコンポジット」も魅力のひとつで、星景写真を撮影するのにもオススメです。

そして何より嬉しいのがコンパクトなボディサイズです。標準レンズのセットだと、カメラバッグのちょっとした隙間やウエストポーチなんかにも入ってしまうサイズです。

機能面といい、サイズ感といい、サブカメラとして最高の1台です。

詳しくは「OM-D E-M10 MarkIII使用レビュー」をご覧ください。

 

 

第3位

ソニー α9 (2017年5月発売)

αシリーズのフラッグシップモデル。

ミラーレス一眼は動く被写体に弱いという概念を覆したカメラは、昨年末に発売されたオリンパスOM-D E-M1 MarKIIでありますが、さらにその上のレベルを行くカメラが登場しました。それがこのα9なのです。

α7シリーズでは弱かった動体撮影を克服。圧倒的なAF性能と秒間20コマの連写性能は、まさに動く被写体のために生まれてきたと言っても過言ではないでしょう。

さらにα9の魅力は、シャッターをきる際に画面が暗くならない「ブラックアウトフリー」での連写が可能ですので、動く被写体を追いかけやすくなりました。

私も実際に動く被写体を撮影してみましたが、そのオートフォーカスの食いつきと、ブラックアウトフリーは快適そのものでした。

オリンピックのカメラマンと言えば、キヤノン、ニコンがほとんどでしたが、このα9の登場により、2020年のオリンピックではソニーのミラーレス一眼がたくさん見られる可能性があります。

 

第2位

フジフィルム X-T2 (2016年9月発売)

 

Xシリーズのフラッグシップモデル。

唯一、昨年発売のカメラのランクインです。その理由はかなり個人的な意見が多いです。

フジフィルムの「色」で絶大の人気を誇るXシリーズ。その中でもX-T2はその頂点に位置します。(※実際には中判のGXF50Sが最上位モデルですが……)

フィルム時代から写真撮影を趣味にしている私にとっても、フジの「色」はとても気に入ってます。

日頃、キヤノンEOS7D MarkIIで撮影する場合は、RAW記録をして後で、カメラ内でできないところを少しだけ調整することが多いのですが、フジのXシリーズの場合、考え方がJPEGでの「撮って出し」ができるということなので、撮影時にきっちり設定して撮影すれば、JPEGだけの記録でもまったく問題ありません。

「色」のことばかり書きましたが、機能面や操作面も充実しており、前モデルのX-T1の不満な点をしっかり改善してきています。

上で書きましたα9やE-M1 MarkⅡほどの動体撮影能力はありませんが、それでも普通には十分撮影できます。

またX-T1の時もそうでしたが、フジフィルムはバージョンアップで機能がアップすることが多く、ユーザーにとっては嬉しい限りです。

詳しく機能等は「X-T2使用レビュー」をご覧ください。

 

第1位 

キヤノン EOS6D MarkⅡ (2017年8月発売)

 

フルサイズのミドルクラスモデル。

私が第1位に選んだカメラは「キヤノン EOS6D MarkⅡ」です。

選んだ理由は、私がキヤノンユーザーだからではありません(笑) 価格やスペックなどを総合的に見て1位とさせていただきました。

前モデルのEOS6Dからは見違えるほどの進化を遂げています。

最新の映像エンジン「DIGIC7」を搭載。高感度性能や連写性能なども格段にアップ。さらに、バリアングル液晶になったことで、ライブビューでの撮影機会も増えることでしょう。

前モデルでは不満の多かった、連写性能とAF性能も満足できるものとなり、動体撮影にも使える1台となりました。重量も上位モデルのEOS5D MarkIVよりも軽く、山登りや旅行のお供に、そして女性にもオススメです。

さらにフルサイズでありながら、ボディのみで20万円代前半という価格設定にも好感が持てます。

風景写真からスナップ写真、そして動体撮影まで色んなシーンで活躍すること間違いなしの1台です。

 

 

以上、私の独断と偏見で選んだベスト5でした。少しでも参考になりましたでしょうか。

最終的にはご自身の撮影する被写体や撮影スタイルに合わせて、カメラをお選びいただければと思います。

上記以外にも、今年は魅力的なカメラがたくさん発売されました。特にニコンD850は凄い人気で品薄状態が続いています。そんな状況からランキングからは省かせていただきました。

そして来年2018年も1月には、注目の商品「パナソニックLUMIX G9 PRO(DC-G9)」の発売が控えています。2018年もデジタル一眼の動向から目が離せない予感がします。

 

この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで

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