今回はオリンパスのミドルクラスミラーレス機、O-MD E-M5MarkII（CH）+14-150IIキットの入荷をお伝えします。
初代E-M5と同じく小型軽量ながら防塵防滴仕様の堅牢なボディを誇りますが、シャッター機構は大きく改善されました。何故か初代機でしばしば発生する「ブレるはず無さそうなのにブレる」事も無くなり、「低振動」「静音」モードも追加搭載されています。
底面もスレ無しです
AB+ランク評価の中古品だけあって派手に目立つ外傷はありませんが、ペンタ側面にうっすらと擦り傷があります。
光の当たり具合で見えたり消えたり。
その他は、年季の入った小姑さんでもアラを見つけられないのでは・・・と思います。
操作系も初代から大きく変わり、背面の微妙な位置にあったメインスイッチが上面に。
個人的には、本当にこの位置でOKなのか今一度メーカーさんに検討して欲しいです。
また、意見の分かれるところではありますが背面モニターもティルト式からバリアングルへと変更されました。
縦位置ローアングルの猫撮りも楽そうです。
初代機と同じくツーダイヤルコントロール式の操作系ですが、ボタンの配置がかなり変わり、手早く撮影スタイルを切り替える際にも以前より好都合となりました。
使いやすくなったのは事実ですが、あえて云いますと、初代機との併用時は混乱しそうです。
キット販売されているM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIは防塵防滴仕様、ズーム比10.7倍の高倍率便利レンズです。いくら防塵防滴ボディでもレンズがヤワじゃぁ・・・と云った問題もありますし、そもそも防塵防滴の恩恵にあずかっている環境の中、レンズ交換なんてしたくない！と云った問題もあります。その点、このM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIはそうした問題をクリアしてくれます。
強いて云うならば、さすがにPROグレードのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROと比べれば画質は落ちますが、その分大幅に軽量に出来ており（285g）旅行等の際には頼れる機材となるでしょう。
35判換算28mm相当から300mm相当への画角変化は大きく、レンズ交換無しで即時対応出来るのは捨てがたい魅力です。
広角端（28ｍｍ相当）
F8AE
望遠端（300mm相当）
F8AE
換算焦点距離の都合ボケにくいと云われるマイクロフォーサーズですが、望遠端150mmであれば程好いボケと圧縮効果が得られます。
F5.6 1/500Sec. 150mm
14-150mmとはとても使い勝手の良い焦点域なので、明るい単焦点レンズとかマクロレンズを追加装備すればそれでシステムOK！かも知れませんが、このレンズは望遠側でレンズ先っぽから33cmまで寄れるのも強み。
F5.6 1/250Sec. 150mm
望遠端150mmは35判換算で300mm相当となりますが、デジタルテレコン機能を使えばごくお手軽に600mm相当となります。
河川敷を歩いていると、視界の端にちょこまか動く可愛い奴がいたので目をやりますと。
F7.1 1/500Sec. 150mm
事前にファンクションボタンにデジタルテレコン機能を割り振っておけば、ワンアクションで切り替え可能です。
150mm、デジタルテレコン使用
ちなみに背景の明暗比が変わった為か、二枚共にAE撮影ですがシャッター速度は1/800Sec.と変わりました。
目視してもレンズに傷・クモリ等は無く、ボディ/レンズ共に良好なコンディションです。
又、どうしたことかオリンパスさんの機材はシャッター回数が大まかに判る「隠しコマンド」と云うものが巷間に伝わっており（都市伝説かも知れませんが）、そのお作法に従ってチェックしたところシャッター回数は「000810」となっていました・・・全然使ってないですね、前のユーザーさん。
中古品としてはかなり状態の良いE-M5MarkII（CH）+14-150IIキット、お問合せはレモン社銀座店又は
ナニワオンラインまでご用命くださいませ。
オリンパス OM-D E-M5MarkII（CH）+14-150IIキット
AB+評価
外箱・シューカバー以外一式及びフィルター付属
PLUコード：2111012110385
2018年1月6日現在 税込￥95,000-
*オンライン掲載までタイムラグが発生する場合がございますことご了解下さい。