こんにちは。カメラ担当の池田です。
次々と寒波がやって来て、寒い日が多いですね。
冬は被写体も少なく、寒いので撮影に出かけるのも億劫になってしまいます。
しかし、寒い時期だからこそ撮影できる被写体もあります。
そこで今回は、厳冬期ならではの被写体、氷瀑の撮影スポットをご紹介いたします。
以前、京阪神からも近い氷瀑の撮影スポットとして、兵庫県神河町の扁妙の滝をご紹介したことがありますが、今回ご紹介しますのは長野県王滝村にあります2本の滝です。
大阪からですと少し距離はありますが、ギリギリ日帰り圏内です。私はいつも日帰りです(笑)
それでは氷瀑のご紹介といきましょう。
まずは「新滝」
落差約30mの滝で、正面から撮影した写真です。見事な氷の造形美に自然のパワーを感じます。
少し滝に近寄って撮影した1枚。氷柱の大きなところを切り取りました。
そしてこの「新滝」の魅力の1つは、滝の裏にまわれる裏見の滝だということです。裏から見るとまったく違う滝み見え、青く見える氷には感動いたします。
続いて「清滝」
こちらも落差約30mの滝で、横幅もあり「新滝」よりも少しスケールが大きく感じます。滝の正面には橋がかかり、滝の正面から撮影することができます。
1枚目とほぼ同じ場所から撮影。
全景を撮影するのも良いですが、氷の色や形のキレイな部分を切り取って、独自の目線で撮影するのも良いでしょう。
この写真はさらに滝に近寄って、超広角レンズで撮影したものです。気温は日中でも氷点下でしたが、太陽が当たると溶けて氷が落ちてくることがあります。
この時も撮影中に何個か近くに落ちてきました。近寄って撮影する場合は気をつけてください。
以上、2本の滝とも駐車場からは近く、徒歩で約10分ほどの距離ですが、遊歩道には雪があり、大変滑りやすくなっていますので、アイゼンなどの滑り止めは必要です。
特に「新滝」の滝の裏側はスケートリンクのようにツルツルです。行かれる際は足元に十分注意してお出かけください。
番外編
この2本の氷瀑だけでお腹がいっぱいになりますが、時間があれば完全氷結した自然湖にも足を運んでみてください。
完全氷結した上に雪が積もって、そこが湖だとは感じません。この時期、ワカサギ釣りを楽しむ方も見られます。
有名な立ち枯れの木。太陽の光が当たれば、影のストライプがキレイじゃないかな?と思います。
以上、王滝村のご紹介でした。※撮影日はすべて2014年1月15日です。
王滝村へのアクセスですが、大阪からですと名神高速で名古屋方面へ。小牧ジャンクションより中央道へ入り中津川インターで降ります。そこからは国道19号線を北上。木曽町福島(元橋)より王滝村へ。
一般道は積雪や凍結している箇所が多くありますので、必ずスタッドレスタイヤまたはタイヤチェーンなどの冬装備をしっかりした上でおでかけください。
もちろん、人間の冬装備もお忘れなく!
最新情報や詳細は王滝村のホームページなどで確認してください。
この記事に関するお問い合わせは・・・カメラ担当 池田まで