こんにちは、レモン社秋葉原店のもりやです。
今回は新入荷ニコン「Ai50/1.2」のご紹介です。
商品コード:2111040034516
販売価格:30,000円(税込) ※2018/2/12現在
付属品:F,Rキャップ
ランク:B
商品状態:使用感多い
比較的使い込まれた状態ですが、レンズ内に大きなキズやカビはありません。
マウント部にも使用によるスレキズが見られますが、撮影上で問題はありません。
レンズについて
今回ご紹介する「Ai50/1.2」は1978年に発売されたニコンの大口径レンズです。「Ai」とは、レンズ下部の突起によりレンズの絞り値をボディ側に連動させる機構です。これによりニコンのオールドレンズは現行のデジタル一眼レフでも、A(絞り優先オート)での撮影が可能となっています。(※D7500などの4桁台シリーズは露出計連動レバーがないのでカメラの露出計が働きません。)
F1.2のレンズは開放撮影では絶大なボケ量が特徴で、中古市場では特に髙い人気を誇っています。また室内や夜間での撮影にも威力を発揮しますので、是非一本は持っておきたいレンズです。
今回はニコンD610での作例をご紹介いたします。
まず最初に最短撮影距離の0.5メートルからの撮影です。開放では明るすぎて露出オーバーになってしまいました。ピント面も相当薄くなります。ボケの具合はF4くらいまで絞った方がちょうど良いかもしれません。
無限側の撮影ではビルの輪郭が薄くなってしまうようです。
開放撮影では、右下のように点光源がレモンの形になります。
逆光下での撮影です。建物の輪郭部分が紫色ににじんでいます。
さて、今回のテスト撮影は九段下・北の丸公園周辺です。
使用してみて
今回使用してみて、開放での撮影ではとにかく収差などのクセが強く、悪戦苦闘しました。しかし、ソフトフォーカスの様なふわっとした質感は、今どきの写りすぎる高性能レンズと比べるとかえって新鮮な感覚になりました。絞りを効かせるという基本的で忘れがちな動作がしっかりと作品に反映される、そんなレンズでした。
店頭でご覧になる際はお持ちの機材にてテストされる事をオススメ致します。
また、こちらのレンズは当店だけでなく他の店舗でも取り寄せ・ご購入が可能です。その際はナニワオンラインや店舗にご連絡下さい。
勿論オンライン上での決済も可能です。
※中古は一点物ですので、売り切れの際はご容赦ください。
担当:もりや