韓国初の冬季五輪が平昌で開催され、閉会したばかりですが、今回の新入荷情報は開催中、タイムリーに入荷した韓国製サムヤンのフィッシュアイレンズです。
日本ではあまりなじみがないメーカーですが、1972年の設立より光学製品一筋で事業をしている韓国の光学メーカーで、双眼鏡や監視用のCCTVレンズの量産から、様々なラインアップを持ち、近年ではティルトシフトレンズなども生産しています。ですが、レンズ接点は無く、AFレンズもありません。その反面、高スペックであっても安価で入手できるのです。何よりもこのコンパクトサイズが素晴らしい(ボディはパナのGM5)です!
フード部分にスリキズあり
魚眼といえば、円周魚眼はシグマの8mm/f4のFDマウントをいまだに所持していますが、出番が20年ほどありません。ですので今回の試写は対角線魚眼ですが普段使いのレンズと全く違う絵となり、20年以上も住み慣れたわが家の近所にて新発見の様な感覚までありました。では、写真をずらっと並べます👀
f8 1/1600(+2/3)ISO200 ほぼ逆光から
f5.6 1/320 ISO125 注意の意が音心にも見えます
f4 1/125(+1/3)ISO1600 江戸川区球場に入ると区歌!?
f8 1/125 ISO250 最近オープンの人気店!
f4 1/125 ISO200 上の店の正面には…
f5.6 1/1600 ISO200 駅もこの様な形に。
f5.6 1/1000 ISO200 パトカーもチョロQ的にf5.6 1/400 ISO200 駅のホームでは
f8 1/160(-1/3) ISO200 こちらは駅下。f5.6 1/125 ISO250 なかなか使用者はなし
f5.6 1/250(+1/3)ISO200 焼きそばロールをほぼ最短撮影距離で
f5.6 1/250 ISO200 無人の公園にて
f4 1/320(+1/3)ISO200 江戸川区といえばインド料理!
【試写をして】
レンズはもちろんマニュアルフォーカスですが、それがほとんど気にならないパンフォーカス的な撮影となり、ミラーレスだとこれだけ小さくてもフランジバックが短く有利である事を実感しました。また最短撮影距離も全く気にせず使えます!!
そして180度という画角がとても新鮮に感じ、つい撮影カットが多くなりましたが、久しぶりの魚眼で恥ずかしい事に、陰は認識していましたが、隅に自分の指が登場してしまったカットが発生してしまいました。
描写は失礼な言い方ですが、思ったよりかなり優れており、不思議なくらい周辺の光量落ちも無く、周辺画像は若干気になりますが、わずかなボケも自然で、逆光にも弱くはなく、と見た目は確かに高級感がないかもしれませんが、とにかく良く写るレンズでした。
【レンズの仕様など】
レンズマウント:マイクロフォーサーズ
焦点距離:7.5mm
レンズ構成:7群9枚
フィルター径:フィルター不可
最短撮影距離:0.09mm
最大径、長さ:6×4.8cm
重量:197g
PLUコード:2111012118312
販売価格:23,000-(税込)
ランク:AB
付属品:F、Rキャップのみ
*この商品はカメラのナニワオンラインショップからも購入頂けます
在庫はレモン社銀座教会店です。(2018年2月26日現在)
担当:カラサキ