みなさまこんにちは!
本日3月1日より開催の「CP+2018」の現地取材リポートをお届けいたします。
CP+と言えば、アジア最大のフォトイメージングイベント。
大盛況の初日の展示の中から、今回はニコンブースをご紹介します!
ニコンといえばデジタル一眼レフのハイスペック機「D850」が絶好調。
京都店の店頭におきましても日本国内はもとより、
海外のお客様にも熱烈な支持をいただいております。
「世界中のニコンファンが1年に1度横浜に集う!」
ブースからはそんなファンの熱気が伝わってくるようです。
ひいきのスポーツチームを応援するような空気に似ているように感じますね!
☆サプライズの仕掛けなしも、技術と伝統を力強く訴えかける展示構成が印象的
今回、CP+での新製品発表はありませんが、
そんな中でも3月9日発売予定の超望遠レンズ、
「AF-S180-400mm F4E TC1.4 FL ED VR」
が大人気でした。
タッチ&トライコーナーでは長蛇の列で一時は受付を制限されるほどです。
少々長い名前のレンズですが、
- 電磁絞り方式
- フローライト(蛍石)採用
- 特殊低分散ガラス(ED)採用
- 1.4倍テレコンバーター内蔵
- 手振れ防止機能付き
- 超音波モーターAF搭載レンズ
と、文字通りニコンの最新技術を結集した1本となっています。
電磁絞りを採用することで超望遠レンズは
AFを高速化できるほか、
露出値の誤差を極限まで修正できるとのことです。
D500などのAPS-C機で使用すれば、
内蔵テレコンバーターとの併用で、
ワイド端約270ミリからテレ端最大約840ミリ、
までをカバーするレンズとして使用が可能です。
まさにプロの道具と呼ぶにふさわしい1本と言えますね。
少々高額なレンズではありますが、
特にスポーツや野鳥・のりものなど、
ピントや露出を極限まで追い求めたい方には、一度検討いただくことをおすすめします。
☆技術力の裏付け、NASAでの導入実績と宇宙空間でのミッション
ニコンのカメラは長年NASA(米国航空宇宙局)に採用され、
宇宙空間でのさまざまなミッションに活用されていることが知られています。
昨年もD5がNASAに納入されて話題になりました。
驚くべきは特に特殊な改良等がされることなく、
通常に市販されているタイプがそのまま国際宇宙ステーションで使われてる点でしょう。
ブース内ではその歴史が一目でわかるコーナーが設置されています。
また、ステージイベントにおいてもメカニックな内容の企画が行われており大盛況でした。
先述の180-400ミリレンズのような最新技術と、宇宙で培われてきた歴史。
改めて伝統と、それに裏打ちされたニコンの技術力の高さが力強く訴求されている印象を受けました。
☆ずらり勢揃いのニコン現行一眼レフ・レンズ。そして双眼鏡・フィールドスコープ!
ブース中央には現役のモデルがずらりと並ぶ迫力ある展示が展開されていました。
レンズはそれぞれ焦点距離別にタッチ&トライコーナーが設けられていずれも待ち時間の出る盛況ぶりでした。
さて、ニコンは双眼鏡など光学機器の有名メーカーでもあります。
ブース奥には双眼鏡等の光学機器を紹介するコーナーも設けられていましたので少しご紹介しておきましょう。
バードウォッチングや観劇等に最適なさまざまなモデルが並ぶ中、
ひと際目を引くのが星空観察用の高機能双眼鏡WXシリーズです。
諸収差を極限まで補正された美しく広い視界にはただ驚くばかりです。
長時間の観察が必要な方や研究用途などプロフェッショナルの要求に十分に応えてくれる逸品です。
☆担当のつぶやき さらに広がりそうなニコンファンのすそ野!
この他8Kタイムラプス動画や高画質プリント、ニコンシアターなど出力関係の展示も充実していたニコンブース。
メカ好きの方から素敵な1枚の写真を撮りたい方まで、写真・映像好きの方はぜひ隅から隅までチェックいただくことをおすすめします。
隅から隅まで見ていると「純正フィルターのサイズ追加開発中」のお知らせであったり、
ニコンちゃんに会えたりと新しい発見があるかもしれませんね(笑)。
ステージイベントは撮影テクニックから開発秘話まで、豊富な話題が提供されていました。
歴史と伝統、そして高い技術力に魅せられて、
今年も世界中にファンが増えていきそうな、そんな雰囲気を感じます。
担当 やませ
☆ニコンデジタル一眼レフ・交換レンズ・アクセサリーのお求めはカメラのナニワ京都店にどうぞお気軽にご用命ください。
カメラのナニワ京都店 TEL 075-257-7100 (四条御幸町西入ル 阪急河原町駅下車徒歩5分)