こんにちは。 カメラ担当の池田です。
CP+2018のレポート、続いては富士フイルムブースの様子です。
富士フイルム ブースの目玉と言えば、
やはり新発売の「X-H1」でしょう。
発売日はCP+初日の3月1日。
発表から発売まで2週間程度しかありませんでしたので、皆さんの注目の的でした。
このX-H1最大の魅力は、Xシリーズ初のボディ内手ブレ補正機能です。
最大で5.5段分の補正が可能で、純正レンズであればどれを使用しても
約5段分の手ブレ補正効果があります。
X-H1の分解模型もありました。
ここでも手ブレ補正機能をアピール!
手ブレ補正機能が搭載された分、少しボディが大きくなりましたが、その分ホールディングは良くなり安定感は抜群です。
手ブレ補正以外の機能は、一昨年に発売されたX-T2と良く似たところがあります。
しかし、細かいところで少し進化しています。
進化したところは、AF性能がアップ。
より正確なピント合わせが可能になりました。
加えて、今までは像面位相差AFがF8対応だったのですが、
X-H1ではF11対応に進化しています。
その他、シャッター衝撃吸収構造になっていたり、
新しいフィルムシュミレーション「ETERNA」が追加されていたりと、
これ以外にも色んな部分で進化しています。
そして、そのX-H1の発売に合わせて発表があったのが、Xマウントのシネマレンズ2本です。
MKX18-55mmT2.9
MKX50-135mmT2.9
シネマレンズはズーミング(画角変更)時にピントがずれてしまう現象や、
フォーカシング時の画角が少し変わってしまうブリージングという現象、
ズーミング時に発生する光軸ズレの3つの現象を抑制してくれます。
シネマレンズの登場で、Xシリーズのカメラで質の高い動画を撮ることが可能となりますね。
どちらのレンズも発売は2018年6月を予定しています。
そしてもう一つ新製品。
Xシリーズのエントリークラス、
ミラーレス一眼の「X-A5」です。
前モデルのX-A3の後継機種で、
今回はキットレンズも合わせて一新されました。
前モデルとの大きな違いとしてAF機能の刷新があります。
X-A3からコントラストAFでしたが、X-A5では像面位相差AFになりました。
より、スピードが速く正確なAFになります。
その他、4K連写やアドバンストフィルターに
「霞除去」と「HDRオート」の2種類が追加されたりと便利な機能が増えました。
キットレンズは電動式ズームレンズの
「XC15-45/3.5-5.6 OIS PZ」
以前のXC16-50より小型化されており、近接撮影もレンズ先端から5cmとなりました。
富士フイルムの色が手軽に楽しめる1台です。
X-A5はすでに2018年2月15日に発売されています。
そのほかのブースの様子です。
クイックメンテナンスサービスも行われていました。
今年も開催されます!
50,000人の写真展。みんなで参加しましょうね!
富士フイルムのフォトブックもいつの間にか、こんなにたくさん種類が増えていたんですね。
富士フイルムブースではプリントに関する提案が数多くありました。
その中でも別格なのは、やはり中判デジタル一眼のGFX50Sの作例写真。
ホントに美しいの一言です。
プロの写真家によるトークショー。常に満員で立ち見のお客様もたくさんいらっしゃいました。
以上、CP+2018の富士フイルムブースの様子をレポートいたしました。