今回はライカXシリーズの第2弾となったX2(2012年発売)の入荷情報です。
先月のこのブログでご紹介したX1の後継機です。
やはりスッキリしたフォルムです!!
そして、こちらの現品はキズなどもほとんど無く、かなり良いコンディションです。
X1からの 大きな変更点は
- ビューファインダーEVF2が使える事と、
- バッテリーが倍近くもつようになった、
- また画素数とISO感度の向上
上記の3点です。
このあと2014年発売のX-Eまではスマートでシンプルだったのですが、
その後はズミルックスレンズ、ズームレンズ、動画機能付き、フルサイズのCMOS搭載などと、X1の0型イメージからはどんどん離れていきつつもT~Qと発売されています。
国産などの新型は機能が大幅に変わらなければ、たいてい小型化しますが、X2に関しては幅、高さ、奥行き、重量と全てが大型化していたのです。
そして使うユーザーは少ないと思いますが、フラッシュ機構が見た目では頼りない感じです。
今回の試写は、普通に試写しても前回のX1との差の表現が困難であることと、
撮影日が全て雨天という事もあり、ライカレンズが得意とするモノクロ写真での試写にしてみました。
モノクロでの撮影は数十年ぶりとなりますが…
f5.6 ISO2500 シールドマシンカッターディスク!?
ほんとに久しぶりのモノクロ撮影でしたが、これがとても新鮮で、またカラーとは違う奥の深さを実感しました!
是非、自分のようにモノクロから遠ざかっていた方、若い方などにもモノクロをお薦めします。
また、日本のカメラメーカーからもモノクロに特化したデジカメの登場を期待したいところです!!
という事で、ここ地下鉄博物館でメインとなり、国の重要文化財にも指定されている旧銀座線に戻りカラーで撮影。
下のカットはカラーをパソコンでモノクロ変換しましたが、やはり明らかにモノクロでの撮影とは快調が違います。
【試写をして】
どちらかというと暗い場面が多く、絞り優先オート、最長シャッターを1/30にし、オートISOでの撮影に設定しましたが、見事にシャッタースピードは全カット1/30でした!
またハイコントラストのモノクロはかなり有効的でしたが、モニターは当時としても時代遅れといえますが、逆にバッテリーは倍近くもつことで心配がいりません!
しかしモノクロ超高級デジカメを今どき発売するくらい、ライカのモノクロはお家芸ともいえる申しぶんの無いもの。
ライカらしいモノクロトーンが再現できる素晴らしいオリジナルライカのコンデジでした。
【スペックほか】
画素数:1620万画素
センサー:APS-C(CMOS)
レンズ:エルマリート24mm(35mm換算:36mm)
絞り値:2.8~16
シャッタースピード:30~1/2000秒
モニター:27.5インチ(23万ドット)
最短撮影距離:30cm
幅/高さ/奥行き:124/69/51.5mm
重さ:316g
中古品ランク:AB+
付属品:バッテリー、チャージャー、スチラップ、キャップ、A&A底ケース
販売価格:¥105,000-(税込)
PLUコード:21110121541
こちらはレモン社銀座店の在庫(2018/3/10)です
※またカメラのナニワ・オンラインショップからもお求めいただけます。
担当:カラサキ