こんにちは。 カメラ担当の池田です。
少し遅くなりましたが、CP+2018のレポートの続きです。
シグマブースの様子です。
シグマからは新製品が3本、発表になっていました。
まずはその1本目。
Art 14-24mm F2.8 DG HSM
このレンズは5000万画素を超える高画素機種で使用することを前提として開発されたモデルです。
手にとった第一印象はデカくて重い!
しかし、これは高画質にするためには犠牲になってしまうところなんですよね。
最高の画質を実現するために、
贅沢なレンズ構成でディスト―ションもかなり抑えられていることを考えると仕方ありません。
また、キヤノンのデジタル一眼(※一部の機種に限ります)の「レンズ光学補正」にも対応しており、
広角では発生しやすい周辺光量の補正もしてくれます。
発売日は2018年3月9日
対応マウントはシグマ、ニコン、キヤノンです。
続きまして2本目。
Art 70mm F2.8 DG MACRO
70mmマクロは以前にも発売されていて、「カミソリマクロ」の異名で切れ味のあるシャープな画質が大きな支持を受けていました。
今回、そんな「カミソリマクロ」が新しくなって、Artラインに仲間入り。
ボケと画質を両立させて堂々の登場です。
実際に触って動かしてみると、レンズ繰り出し方式のフォーカスで、
さらにAFは超音波モーターでないため駆動音も少し気になり、
そして今流行の手ブレ補正もなしという、一世代前のレンズのような感じでした。
シグマさんに聞いてみると、
Artラインの画質をキープすることを最優先に考えると、
上に書きました私が感じた三つの要素は採用できなかったとか・・・。
それだけ、画質には自信があるということなのでしょう!
対応マウントはシグマ、キヤノン、そしてなんとソニーEマウント用も発売される予定です。
すべてのマウント、発売日は今のところ未定です。
そして3本目。
Art 105mm F1.4 DG HSM
これはまだ触れるものがりませんでしたが、
ショーケースの中に入っていたこのレンズを見て、
思わず「デカい!」と心の中で叫んでしまいました(笑)
それもそのはず、重量はなんと1645g!
キヤノンやニコンの70-200mm F2.8 の大口径ズームレンズよりも重たいということになります。
先に紹介しました14-24mmと同じく、各収差を抑えた究極の1本に仕上げると、このような重さになってしまうのでしょう。
発売日は未定ですが、今から楽しみです。
対応マウントは、シグマ、ニコン、キヤノン、そしてソニーEマウントです。
ソニーEマウント用レンズが続々登場
新製品のレンズとしては以上ですが、
シグマブース内で注目を浴びていたのが、ソニーEマウント用のレンズ。
いよいよシグマもミラーレスに本気で力を入れてきました。
発売が予定されているのは上で紹介しました
70mmマクロと105mmに加えて、
今まで発売されていたArtラインの単焦点レンズ7本の合計9本です。
α7シリーズユーザーにとっては嬉しいお知らせですよね!発売が待ち遠しいです。
残念ながら触れる商品はありませんでした。
以上、今後の動向に注目のシグマブースの様子でした。