今回の入荷案内は Nikon NEW F アイレベル(BK) 745万台 です。
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今回ご紹介するのは、約15年製造されたニコンFの中でも最後期(1973年10月)に製造された NEW Fと呼ばれるモデルです。
ニコンFとは
今更語るまでもないですが、ニコン(日本光学)が初めて発売した一眼レフカメラ、ニコンFシリーズの元祖、ニコンFです。
ニコンSPなどレンジファインダー機から一眼レフに移行した初のモデルであり、カメラ史に燦然と輝く名機です。
報道機関などプロユースでも広く使われたモデルです。
特に東京オリンピックでは、それまで主に使用されていたスピグラ(米グラフレックス社のスピードグラフィックス)や、ライカのレンジファインダー機に変わり、ニコンFが圧倒的な使用率を誇ったとのことです。
超望遠レンズ・モータードライブといったサポート機材の充実と35mm国産フィルムの性能向上も相まって、一眼レフへの移行が一気に進んだ、と言われています。
またその堅牢さと携帯性から戦場カメラマンにも愛用され、ベトナム ホーチミン市の戦争証跡博物館にはベトナム戦争で使用されたニコンFが展示されています。
ニコンFのスペック
メーカー | ニコン(日本光学) |
種類 | 35mm一眼レフカメラ |
レンズマウント | ニコンFマウント |
記録メディア | 135フィルム |
イメージセンサー | 24×36mm(ライカ判) |
焦点 | マニュアル |
ファインダー | 交換式、視野率100%、倍率0.8倍 |
露出 | ※ファインダーにより異なる。 |
発売 | 1959年~1974年 |