商品レビュー:フォクトレンダー COLOR-SKOPAR 21mm F4 P VM

今回はフォクトレンダー

COLOR-SKOPAR 21mm F4 P

についての商品レビューをお届け致します。

 

商品画像

ミラーの無いレンジファインダー方式の強みを活かし、6群8枚の対称型設計を採用。画質を最優先した高性能の超広角レンズです。歪曲収差が極めて少なく、最短撮影距離から無限遠まで高性能を維持しています。

※コシナホームページ


今回は埼玉県川越市にて撮影して参りました。

※ボディはM9を使用しており、シャープネス・彩度・コントラストは標準です。

1/90 F8 ISO400 露出補正+2

川越を代表する街並みです。

街並みを撮影するにはとても向いている画角です。

人間の関節視野より広い画角ですが、見えている範囲がちゃんと写っているので安心する写真に仕上がります。

1/180 F8 ISO160 露出補正+1.3

こちらは埼玉りそな銀行・川越支店の外観です。上の古い街並みのすぐ近くにありますがしっかりとマッチしています。
2階中央の部屋にはぼんやりとオレンジ色の明かりが灯っていて暖かさを感じます。
また、どちらの写真も歪曲がとても少なく自然な写りに見えるのも魅力的です。

1/360 F5.6 ISO160 露出補正+2.3

下から思いっきりあおっての撮影。迫力が出ます。

F5.6ですがピントは全体に合っていて、スッキリした写りをしています。

1/125 F8 ISO160 露出補正+0.3

1/90 F8 ISO160 露出補正+0.3

瓦の鈍く反射する光、苔の湿っている感じや砂のザラザラ感もしっかりと描写出来ています。

近付いて撮影しても申し分ない写りをしてくれます。

1/1000 F8 ISO160 露出補正+3

1/500 F8 ISO160 露出補正+1.3


逆光は、真正面からは全く問題ないですが、真上からの光にはゴーストが発生しております。
 

1/60 F4 ISO160 露出補正+0.3



1/90 F4 ISO400 露出補正+0.7

こちらは「喜多院」にある「五百羅漢像」です。

この中には、写真のように十二支を連れたお地蔵さまが12体・眼鏡を掛けたお地蔵さまが1体おります。

是非見つけてみて下さい。私は時間かかりましたが全て見つけました。

1/60 F8 ISO320 露出補正+0.7


最後に使用感

非常にコンパクトで軽く、首からかけていてもカメラの重さくらいしか感じません。まさにスナップに向いている1本です。

超広角なので少しピントがずれてもそんなに目立つ事はありません。なので気軽にシャッターを押して撮影が出来ます。

歪曲も殆ど目立つことなく、自然な仕上がりの写真に。

最初に書いた通り、非常にコンパクト・軽い。というレンズなので、他のレンズを使用していても常にバッグに忍ばせておいても問題ありません。



主な仕様

焦点距離

21mm

口径比

1 : 4

最小絞り

F22

レンズ構成

6群8枚

画角

91°

絞り羽根枚数

10 枚

最短撮影距離

0.5m

距離計連動範囲

∞~0.7m(カメラにより異なる)

最大径×全長

φ55.0×25.4mm

フィルターサイズ

φ39mm

重量

136g

レンズフード

標準フード付

1/60 F5.6 ISO250 露出補正+0.7

担当:88