みなさまこんにちは！
まだ４月というのに気温がグンと上昇してまいりましたね。あわてて撮影計画を練っておられる方も多いのではないでしょうか。
本日はレンズ実写レビュー「ソニーFE24-105/4G OSS編」をアップさせていただきます。
軽量さと描写力で品薄が続く人気レンズ
すでに発売後数か月が経過しておりますが店頭では品薄が続く人気レンズとなっております。
これまでも似たようなズームレンズは各社から発売されており、目新しさはないように思いますが、これがなかなかの実力者なのです。
Eマウントユーザーの方はぜひご検討いただきたい１本です！作例は拙写ながらみなさまのご参考になれば幸いです。
☆まずはスペックをおさらいしましょう！
ソニーEマウント対応。フルサイズ機でもAPS-Cセンサー機でも使用可能です。
ズーム域はワイド端24ミリ、テレ端105ミリとオーソドックスな焦点距離で非常に汎用性の高いレンズです。
最短撮影距離は38cm。開放F値も全域F4と比較的明るいので、風景・人物撮影や記録用スナップ・スタジオ撮影など幅広いジャンルでご使用いただけます。
レンズ内手ブレ防止機能付きで屋内や夕景などスローシャッターで勝負するときも安心です。
これだけの性能を持ちながら663グラムと軽量なので荷物の多い旅行のお供にも最適と言えるでしょう。
実写レビュー
さてそれでは実写を見てみましょう。今回はα7IIでテストしました。
☆テレ端 美しいボケ味と素直な描写が魅力！
SONY α7Ⅱ+FE24-105/4G OSS
いきなり逆光＆高コントラスト＆水面ギラリのシュチュエーションというハードな作例です。
が、まず画面全体を通しての素直な描写に驚かされます！
明・暗いずれもつぶれたり、白く”とんで”しまうこともなくナチュラルな表現に落ち着かせてしまうところがすごいですね。
またやわらかいボケ味にも注目です。
妙なにじみが出てしまうこともなくコントラストの境界を美しく表現しています。
コンクリートの質感もしっかり残った上でのなめらかな描写にもご注目ください！
SONY α7Ⅱ+FE24-105/4G OSS
最短撮影距離付近での作例です。
花びらやおしべ・めしべを細かく描写する能力はハイレベルと言えます。
近接撮影ですので手ブレも気になってくる距離ですが、そこはきちんと手ブレ防止機能が助けてくれます。
手持ち撮影を続けていると体力が無くなってきて、「ブレやすくならないか」と不安になってきますが、このレンズならばそんな心配ご無用！といったところでしょうか。
☆ワイド端 高い描写力が周辺まで行き届く快感！
SONY α7Ⅱ+FE24-105/4G OSS
さあみなさんご一緒に画像の四隅をじ～っとチェックしてみましょう！
……いかがですか？ズームレンズ、特に標準系ズームレンズのワイド端はウィークポイントになることが多いのですが、さてこのレンズはというと……
いわゆる収差のようなものは視認する限りほとんど目立たないレベルです。
不安なくワイド端の画面全体を使えるという爽快感を味わえますよ！
さらに意地の悪い作例です（笑）
ワイド端で近接撮影してみました。さすがに歪みが視認できるかと期待（！）していたのですが、相手が一枚上手でした。
周辺まで素晴らしい描写力です。もはや快感を覚えるレベルですらあります。
繰り返しますがこの画像は24ミリ域での撮影です。テレ側ではございません！
岩壁の質感にも注目してみましょう。明暗入り乱れた描写の難しい被写体ですが、質感を損なうことなく忠実に表現してくれています。
それでいて境界線がくっきり出過ぎることなく全体としてまとまってくれている印象を受けます。
風景や人物スナップなど幅広い被写体に対応できるレンズと言えるでしょう。
☆まとめ 迷った時にはこの１本！旅行にも普段使いにもおすすめです！
逆さ岐阜城…？？
石には手を加えておりません！
レンズ本体の見た目は少々大柄に見えますが、撮影時にはその大きさは特に負担感は無くホールディングも良好でした。
付属の専用フードはズーム全域において余分な光線をしっかりカットしてくれるので、
屋外・屋内問わず装着することをおすすめします。
遠方へのお出かけの場合はなるべく機材を減らしたい方が多いと思います。
持っていくレンズに迷ったらこの１本！ぜひご検討ください！
担当：やませ
撮影地：岐阜市 長良川公園・川原町付近
☆ソニーEマウント用交換レンズのお求めは専門店の”カメラのナニワ京都店”をぜひご利用ください！ TEL 075-257-7100 ＜四条御幸町西入ル 阪急河原町駅９番出口すぐ＞
※2018年4月22日現在、FE24-105/4G OSSは品薄が続いております。
お求めの際は大変お手数ではございますが一度店舗スタッフにご相談くださいますようお願い申し上げます。
