本日は富士フイルムのXプレミアムコンパクトカメラの4代目にあたるX100Fをご案内致します。
初代のX100は2011年3月5日
2代目のX100Sは2013年2月23日
3代目のX100Tは意外に早く2014年11月15日に発売され、
現行品の4代目X100Fは2017年2月23日に発売されています。
「X100」の後ろのアルファベットは各々、Second、Third、Forthの頭文字になっています。
1、商品情報
- 商品名:フジ X100F シルバー
- 商品コード:2111020159185
- 販売価格:108,000円(税込)※2018/04/26現在
- ランク:A
- 付属品:元箱、充電器、バッテリー、ストラップ、Fキャップ、LH-X100フード、保証書(~2019年3月まで有効)ほか
2018年3月にご購入されたお客様からの買取品で、ほとんどご使用になられなかったとのこと。その理由は「重さ」にありました。思ったよりも重かったようです。
確かに重量感はあります。
外観に傷もなく動作も異常なしです。従いまして、ランクA相応の中古品です。
2、カメラの特長
初代から引き継がれている特長になりますが、
- 操作性
フィルムカメラからのカメラファンにとっては物理ボタン・ダイヤルなど勝手知ったる操作が嬉しいです。デジタル世代の方々にとってはアンティークな操作感で一枚一枚写真を撮ってる感覚に浸れるカメラです。 - ファインダー
光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)の特長を組み合わせた「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」が初代からインストールされています。
EVFも気になるチラつき感は抑えられていますので、違和感なくお使いになられると思います。 - フィルムシミュレーション
ベルビア・ショックを巻き起こした富士フイルムの伝統美を体現できるシミュレーションがインストールされています。スタンダード(プロビア)、ビビット(ベルビア)、ソフト(アスティア)を基本に、4代目のX100Fからは白黒のアクロスも加わりました。
他にも魅力あふれる特長がありますが、上記3つがベースになっています。
3、実写
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絞り値:f/5 露出時間:1/125秒 ISO:200 露出補正:+0.7
HDRで木の幹を起すこともできますが、全てが明るいと奥行き感がなくなりますので、露出補正にて調整しました。
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絞り値:f/4 露出時間:1/1600秒 ISO:200 露出補正:0
雲と東屋の屋根裏の描写は撮影時の予測を超えていました。ダイナミックレンジが広く人間の目の恒常性を備えたカメラと言えるほどの描写を示してくれました。
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絞り値:f/11 露出時間:1/27秒 ISO:200 露出補正:+0.7
最後は意地悪なシチュエーションでの撮影ですが、F11まで絞り込んでも気にはなりますが、一応、許容範囲ではないでしょうか。
4、感想
ランクAが示すとおり、本カメラの購入を検討されていらっしゃるのであれば、是非、選択肢の一つに加えて下さい。
動作も問題ありませんし外観もキレイで、フード・フィルターも付属しております。
中古品は一点物です。販売済の場合はご容赦下さい。
担当:みなみ