レモン社秋葉原店です。
今回はマイクロフォーサーズ用単焦点広角レンズ、オリンパスMズイコーデジタル12/2.0(BK)の入荷のご案内です。
- コンディション
ランクAB、僅かにホコリが混入していますが実用には問題の無いレベルです。
MFリングの操作感触もスムーズで問題なし。安心してお使いいただけるコンディションです。
- 実写テスト
中~遠距離で絞り気味、一番使い出のありそうな条件から。
ビル中央部の細かい横線は随分と高層になるあたりまでちゃんと描写してくれています。元画像で画面左下隅っこを拡大しても・・・
しっかり解像してくれています。も少し遠景が見える条件でも・・・
背後の景色までしっかり描き込んでくれています。
お次は近景で絞った条件です。
右上のクモの巣には撮影時は気が付きませんでした・・・ここでも左下隅っこを拡大してみますと。
流石にごく近距離で奥行を少々つけた状態なので、僅かに金網が甘くなっていますが実用状は十分すぎる描写力かと思います。
- 近距離撮影
35判換算24mmで被写界深度の深いレンズですが、公称最短撮影距離0.2m/開放絞りF2.0の明るさが魅力の一つです。寄って開けての条件では・・・
本当は背後にもツチガエルさんがワサワサしているのですが、気の弱い方がビビらない程度にはボケで誤魔化せてはいないでしょうか・・・それともお判りになります?
ややヌケが悪いのは水槽越し/光源の都合です。
井の頭は弁天池におわします、大人の掌よりも小さなお地蔵様を「ほぼ」最短距離で撮らせていただきました。遠景の木々の茂りは十分にボケてくれます。
最短から少し距離を取るとボケ具合は一気に減少してしまいます。
背後のビルがも少しボケるかと思いましたが、然程でもありませんでした。いっそF10程度まで絞って撮れば・・・とは、大抵の場合後になって思いつく事だったりします。はい、絞った条件では撮っていません・・・
- スナップショットフォーカス
先述の通り、クラッチフォーカスとは別モノです。困った事に、作動方法は全く同じなのが混乱の素なんでしょうか。
スナップショットフォーカスとは・・・フォーカスリングを手前に引いて現れた距離の位置に置きピンをしてくれるような感覚です。
あらかじめ希望の距離に目盛を合わせてからフォーカスリングを戻し、普段はそのままAF、AF+MF等々で使うのですが。いざ!と云う時にスナップフォーカスモード位置に切り替えれば、事前に設定しておいた撮影距離に切替わると云った次第です。
私ごとではありますが、この機構を備えたレンズって大体AF速度は満足すべき速さを備えてますので個人的には全く使わない機構だったりします。
それでも、例えばそこそこ被写体に寄れて、キメどころが大体決まっているスポーツ等では威力発揮かもしれませんね。スケボー選手に目いっぱい近寄って置きピン、そして前歯を折られるとか。
少し「中古品入荷のご案内」から脱線してしまいました・・・失礼しました。
一通り撮影してみましたが、ヌケ良くキレ良く快適にお使いいただけるコンディションです。
12-50(廃番)、12-40、12-100等々この焦点域を含むレンズはオリンパスだけでも幾つか選択肢はありますが、小振りな明るい単焦点一本勝負に関心お持ちの方は
レモン社秋葉原店(03-3253-0255)
又はナニワオンラインまでお問い合わせくださいませ。
オリンパス Mズイコーデジタル12mmF2.0(BK)
PLUコード:2111040046663
ランク:AB ホコリ少々混入
付属品:前後キャップ
税込価格:¥54,000-(2018年5月12日現在)