京都で紫陽花を見るなら西山の善峯寺がオススメ!【撮影のコツと撮影グッズ】

みなさまこんにちは!

梅雨入りの便りが届き始めて今年もいよいよ初夏の雰囲気になって参りましたね。

これからの季節は梅雨が似合う「紫陽花」の撮影がおすすめです。

雨降りの日はあまり撮影には向かないかな、と思うことも多いですが、紫陽花の花は雨の日こそ撮り時です。ぜひ愛機を持って出掛けてみましょう!

☆おすすめ撮影地ご紹介:『善峯寺』 

阪急電車 東向日駅より阪急バス66系統「善峯寺」ゆきで約30分

東向日駅へは大阪・梅田から約40分。京都・河原町から約15分

※バスの本数が少ないのでお早めのお出かけがおすすめです。

平安時代中期から約1,000年の歴史を持つ古刹。

京都・西山の中腹に位置しているので自然豊かな境内では四季折々の花々や景色を楽しむことができます。

特に国指定天然記念物に指定されている「遊龍の松」は有名です。

樹齢600年、1本の木が37メートルの長さまで成長した姿はまさに龍の如く、といったところでしょうか。

そしてこの季節はなんといっても紫陽花

斜面を利用してつくられた紫陽花苑は満開の時期になると極楽浄土を思わせるような美しさ!

引いてよし、寄ってよしのさまざまなアングルで撮影が楽しめます。それでは作例をご紹介いたします。


☆コントラストと葉の分量を考えながら撮影

70mm 絞り優先AE f11 -0.3EV

梅雨時期の束の間の晴れ間です。明暗のコントラストが極端な場合はなるべく主題を優先して絵作りを行うことをおすすめします。

陰の出方にも気を配りながら撮影しましょう。

紫陽花は花そのものも美しいのですが、葉の形にも注目してみるといろんな構図が浮かんできます。

角度、分量などを画面内で構成しながら撮影してみましょう。


☆ちょっと大胆なハイキーにも挑戦!

70mm 絞り優先AE f8 +2.0EV

紫陽花は色彩が鮮やかなのでハイキー気味(明るめ)の撮影もよく合います。

しっとりとしたイメージの作品が多いかもしれませんが、光線の状態によってはさまざまな露出に挑戦してみるのもよいと思います。

注意したいのは余計な色が入るととても目立ってしまうことです。

この作例では左側の紫陽花の隙間から枯葉が見えていますがハイキーではとても気になります。

ファインダーをじっくりのぞきながら撮影しましょう。


☆個性的な構図であなたならではの作品を!

70mm 絞り優先AE f5.6 -0.3EV

花の撮影においては定番ともいえる透過光を使った作例です。

みなさまも普段からご苦労されていると思いますが、お気に入りの1枚を撮るためには一定の角度から複数撮影するよりも花を中心にぐるっとまわっていろんな角度から撮影してみることをおすすめします。

何度も繰り返していると個性的な、あなたならではの構図が見つかるでしょう。

なお、構図については写真の基本である「引き算」を意識しながらあせらずに絵作りを行うことをおすすめします。この作例は右下の白いぼけが不用でしたね(泣)。

☆最後に撮影機材につきましてご案内!

レンズは標準レンズ以外に望遠マクロなど、絵作りにアクセントを加えられるものを複数用意することをおすすめします。

また雨天時の撮影が多くなりますのでレンズには撥水加工のフィルターを装着するとよいでしょう。

突然の大雨に備えてカメラ用の防水カバーをバッグに入れておくと重宝しますよ!

この季節ならではの撮影をぜひお楽しみください!

<参考>エツミ   レインカバー

ナニワ価格¥1,058(税込)


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カメラのナニワ京都店 <四条御幸町西入ル 075-257-7100> 

☆阪急電車河原町駅9番出口より徒歩1分!

担当 やませ